アンテナ線の束縛から解放! 4K無線伝送に対応し移動が簡単、録画もできる
テレビが自由になれば楽しみはもっと広がる パナソニックのレイアウトフリーテレビ「TH-43LF1」でどこでも大画面!
2022年03月18日 11時00分更新
実際に使ってみた! 簡単セットアップ、水平移動は超ラク
まずセットアップについては、説明書にふたりで作業するように推奨されているが、体重100キロ超えの筆者でなくてもひとりで組み立てられると思う。作業的にはモニターをスタンドに取り付ける工程が最大の難関だが、モニター自体は液晶テレビとして極端に重いわけではない。下側をしっかり持てば無理なくはめ込み可能だ。むしろほかの薄型テレビのほうが、スタンドを取り付ける際に画面を下に向けて設置できる作業場所を確保する必要があるのでハードルが高いと思う。
キャスターを使った移動はラクチンだ。スタンド下の車輪も絶妙なサイズが選択されており、マットなどの多少の段差であれば軽々乗り越えて移動できる。TH-43LF1は自由に置き場所を変えられることが真骨頂だが、同じフロア内で移動するなら億劫になることはまずない。

移動する際の感触をお伝えするのは難しいが、旅行用キャスターバッグとほぼ同等の押し心地だと感じた。つまり、意外に軽い。なお、動かすときには、モニター部の上下または左右を両手で押さえながら動かすことをメーカーでは推奨している
一方、階の移動はかなりキツイ。重さというよりも、980×1182×492mmとそれなりのサイズがあるので、一般的な2階建て住宅の狭い階段の上り下りには繊細な注意が必要となる。基本的には同一フロア間で移動して利用する製品だと思う。
非常によくできていると感心したのが「マグネットタップ」と「アダプタ付き電源プラグ」。通常時は確実に装着し続け、ケーブルに足を引っかけた際には本当に軽い力ではずれてくれる。ほかの家電用にもほしいなと考えて「はずれるコンセント」で検索したら、機構的にはほぼ同じ「マグネットタップセット(アダプタ付)WH6601WP」(オープン価格)がパナソニックから販売されていた。ちょっと話が横道に逸れるが、よくできたロング&ベストセラー製品なので、ASCII.jpの読者にはノートPC用にひとつ購入することをオススメしておきたい。
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