ヤマハは2月17日、2.5ギガビット/10ギガビットに対応したスマートL2スイッチ「SWX2220-10NT」とPoEスイッチ「SWX2221P-10NT」を発表した。
「SWX2210シリーズ」の機能を継承・強化しつつ、2.5ギガビット対応ポートや、上位ネットワーク機器へ転送可能な10ギガビット対応ポートを搭載。Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントの導入時やLANの高速化実現に適したフロア/アクセススイッチとしている。両機種とも2.5ギガビット対応ポート×8、10ギガビットに対応したコンボポート(RJ-45ポートとSFP+スロット)×2を搭載。
また、SWX2221P-10NTは8個の2.5ギガビットポートで同時に30W給電が可能。Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントやIPカメラといったPoE受電機器を多台数運用でき、PoE給電をスケジューリングできる機能や、ハングアップした無線LANアクセスポイントやIPカメラを自動的に再起動する機能を備え、PoE受電機器の運用をより容易にする。
いずれも2.5ギガビット通信のために既設Cat5e/6ケーブルを利用でき、LANケーブルの張り替え工事を行なうことなく、従来の1ギガビット環境を2.5ギガビットの高速環境に置き換えることが可能。ウォールマウント用とラックマウント用の金具を同梱し、別途オプション品を準備することなく壁やラックへの設置が可能。
価格はSWX2220-10NTが12万1000円(8月発売予定)、SWX2221P-10NTが15万9500円(3月発売)。
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