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EIZO、自社開発の超高感度カメラで監視市場に参入

2022年02月21日 12時00分更新

 EIZOは2月17日、EIZOブランド初となるレンズ内蔵型の超高感度HDズームカメラ「SSZ-9700」と超高感度HDカメラ「SSC-9700」を発表。3月に発売する。

212万画素の1/1.8型CMOSセンサーを使用し、高感度なイメージセンサーと独自の信号処理によりSSC-9700は0.003lx、SSZ-9700は0.004lxという低照度環境下においてもカラーで鮮明な映像を撮影可能。FPGA(集積回路)に自社設計の回路を搭載し、独自のアルゴリズムで2D/3Dノイズリダクションを行なう。また、HDR機能を搭載し、明暗の差が大きい場合でも異なる露出レベルの映像を合成しダイナミックレンジの広い映像を撮影可能。

 SSZ-9700はコンパクトなカメラ本体に高倍率のズームレンズを内蔵し、35倍光学ズームレンズと最大10倍の電子ズームを組み合わせることで最大350倍のズーム比を実現。光学デフォグ機能を搭載し、赤外領域で撮像することで、煙霧下でも鮮明な画像の撮影が可能。映像出力用に3G-SDI、HDMI端子を搭載する。

 SSC-9700は視認性を向上させる独自のデフォグ機能を搭載し、煙霧下でも鮮明な画像の撮影が可能。映像出力用に3G-SDI、コンポジットビデオ(BNC)端子を搭載する。

 河川・港湾などのインフラ施設の監視や、警察捜査などでの活用を見込んでいるという。両モデルとも価格はオープンプライス。 

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