トップウイングサイバーサウンドグループは2月16日、英iFi audioのアンプ「ZEN」シリーズより、USB/Bluetooth対応の小型DAC「ZEN One Signature」、4.4mmバランス入出力ヘッドホンプリアンプ「ZEN CAN Signature MZ99」の2製品を発表した。
USB/Bluetooth対応の小型DAC「ZEN One Signature」
ZEN One Signatureは、S/PDIF入力(光および同軸)とBluetooth入力に対応するDAC/DDC。ZEN BlueのBluetooth技術を搭載し、Signatureグレードの回路強化により音質を高めた。スマホ、タブレット、PC、Mac、ディスクプレーヤー、オーディオサーバー、テレビ、ゲーム機など、あらゆるデジタル機器のホームオーディオハブとして機能する純粋なDAC。なお、ヘッドホンアンプやボリュームコントロールは内蔵しない。
ケーブルやBluetooth経由で様々な機器からデジタルオーディオ信号を受け取り、それをアナログに変換して外部アンプとスピーカー(またはヘッドホン)に出力する。高品質な内部部品とiFiのクラス最高の回路設計の組み合わせにより、どのようなデバイスを接続しても、音質を向上できるとする。
32bit/384kHz PCM、DSD256のハイレゾオーディオをはじめ、主要なフォーマットに対応。ハイレゾストリーミングフォーマットであるMQAもサポートしており、最大384kHzまでのMQAファイルをフルデコードできる。また、クアルコムの4コアQCC5100シリーズBluetoothチップを搭載し、aptX Adaptive、aptX HD、LDAC、HWA/LHDCなどの高音質Bluetoothオーディオコーデックをサポートする。Bluetooth規格はv5.1。
実売価格は4万9500円前後の見込みで、2月24日発売予定。
4.4mmバランス入出力ヘッドホンプリアンプ「ZEN CAN Signature MZ99」
ZEN CAN Signature MZ99は、ZEN CANをベースにパフォーマンスを向上し、新機能を搭載した製品。同社のフラッグシップ・ヘッドホンアンプ「Pro iCAN」と同様のバランス型アンプで、ディスクリートAクラス回路を踏襲。パナソニックのOS-CONやエルナーのSilmlic IIコンデンサーなど、ハイエンドグレードのパーツを採用する。
ヘッドホン「Meze 99 Classic/Neo」の特性に合わせた専用EQ機能「ActiveEQ」を備える。また、音場補正機能をアップグレードし、より自然なサウンドステージをうたう「XSpace」を搭載するほか、ノイズを抑えるとするACアダプター「iPower II 5V」が付属する。
実売価格は4万1800円前後の見込み。2月16日より受注を開始し、順次出荷を開始する。
バンドルセット「ZEN Signature Set MZ99」
ZEN CAN Signature MZ99とZEN DAC Signature V2をセットにしたバンドルセット「ZEN Signature Set MZ99」も発売する。ZEN DAC Signature V2、ZEN CAN Signature MZ99とハイパフォーマンスの4.4mmバランスケーブル、iFi audioの4.4 to 4.4 cableをセットにし、それぞれ単品で買うよりもお得になる。実売価格は8万3600円前後の見込み。
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