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「ZEN CAN Signature MZ99」も同時発表

iFi audio、USB/Bluetooth対応DAC「ZEN One Signature」

2022年02月16日 18時00分更新

「ZEN One Signature」

 トップウイングサイバーサウンドグループは2月16日、英iFi audioのアンプ「ZEN」シリーズより、USB/Bluetooth対応の小型DAC「ZEN One Signature」、4.4mmバランス入出力ヘッドホンプリアンプ「ZEN CAN Signature MZ99」の2製品を発表した。

USB/Bluetooth対応の小型DAC「ZEN One Signature」

背面

 ZEN One Signatureは、S/PDIF入力(光および同軸)とBluetooth入力に対応するDAC/DDC。ZEN BlueのBluetooth技術を搭載し、Signatureグレードの回路強化により音質を高めた。スマホ、タブレット、PC、Mac、ディスクプレーヤー、オーディオサーバー、テレビ、ゲーム機など、あらゆるデジタル機器のホームオーディオハブとして機能する純粋なDAC。なお、ヘッドホンアンプやボリュームコントロールは内蔵しない。

 ケーブルやBluetooth経由で様々な機器からデジタルオーディオ信号を受け取り、それをアナログに変換して外部アンプとスピーカー(またはヘッドホン)に出力する。高品質な内部部品とiFiのクラス最高の回路設計の組み合わせにより、どのようなデバイスを接続しても、音質を向上できるとする。

 32bit/384kHz PCM、DSD256のハイレゾオーディオをはじめ、主要なフォーマットに対応。ハイレゾストリーミングフォーマットであるMQAもサポートしており、最大384kHzまでのMQAファイルをフルデコードできる。また、クアルコムの4コアQCC5100シリーズBluetoothチップを搭載し、aptX Adaptive、aptX HD、LDAC、HWA/LHDCなどの高音質Bluetoothオーディオコーデックをサポートする。Bluetooth規格はv5.1。

 実売価格は4万9500円前後の見込みで、2月24日発売予定。

4.4mmバランス入出力ヘッドホンプリアンプ「ZEN CAN Signature MZ99」

「ZEN CAN Signature MZ99」

 ZEN CAN Signature MZ99は、ZEN CANをベースにパフォーマンスを向上し、新機能を搭載した製品。同社のフラッグシップ・ヘッドホンアンプ「Pro iCAN」と同様のバランス型アンプで、ディスクリートAクラス回路を踏襲。パナソニックのOS-CONやエルナーのSilmlic IIコンデンサーなど、ハイエンドグレードのパーツを採用する。

 ヘッドホン「Meze 99 Classic/Neo」の特性に合わせた専用EQ機能「ActiveEQ」を備える。また、音場補正機能をアップグレードし、より自然なサウンドステージをうたう「XSpace」を搭載するほか、ノイズを抑えるとするACアダプター「iPower II 5V」が付属する。

 実売価格は4万1800円前後の見込み。2月16日より受注を開始し、順次出荷を開始する。

バンドルセット「ZEN Signature Set MZ99」

バンドルセット「ZEN Signature Set MZ99」

 ZEN CAN Signature MZ99とZEN DAC Signature V2をセットにしたバンドルセット「ZEN Signature Set MZ99」も発売する。ZEN DAC Signature V2、ZEN CAN Signature MZ99とハイパフォーマンスの4.4mmバランスケーブル、iFi audioの4.4 to 4.4 cableをセットにし、それぞれ単品で買うよりもお得になる。実売価格は8万3600円前後の見込み。

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