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2025~2030年頃にATO(自動列車運転装置)の導入を目指す

JR東日本、山手線の自動運転に向けた試験を日中に実施へ

2022年02月10日 22時30分更新

JR山手線E235系

 東日本旅客鉄道(JR東日本)は2月10日、JR山手線の営業時間帯に自動運転導入に向けた試験を行なうと発表した。

 山手線全線(34.5㎞)において、E235系(1編成)を使用した試験を日中帯に行ない、自動運転導入に向けた技術開発を進める。2025~2030年頃に山手線などへのATO(自動列車運転装置)の導入を目指す。

 同社は2018年度より、自動運転導入に向けて山手線で終電後の時間帯に試験を行なっており、一定の成果を得られたことから、今回は営業運転している日中帯に試験を実施。本実験では、実際の営業列車と同様に前後に列車が走行している環境で加速・惰行・減速などの自動運転に必要な運転機能、乗り心地、省エネ性能などを確認する。試験日程・時間帯は、2月中旬から下旬にかけて5日間(日中帯)の予定。

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