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ハイブリッドモバイルワーク、そして現場・教育でのDX、Dynabookのビジネスチャンスを切り拓く

2022年02月07日 09時00分更新

応から拓へ

 覚道社長兼CEOは、2021年のDynabookの状況を、「応」という漢字一文字で表した。

 「外部環境として、原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱、新型コロナウイルスの再拡大など、厳しい状況が続いた。ウィズコロナ時代となって、新たなビジネスチャンスが生まるのではないかと期待したが、混乱が続き、ビジネスも影響を受け続け、その対応に追われていた。変化への対応の『応』、その場の変化に応じて適切な処置をとる『応変』という意味もある。シャープグループのシナジーを活用した調達、事業変革スピードの加速、クラウド基盤の戦略の高度化により、継続的な製品、サービスの拡充を図り、さらに海外の事業も伸長した。これまでの3年の取り組みが順調に成果をあげている。事業環境が厳しいなかでも堅調に推移している」と総括する。

 それに対して、2022年の漢字として、「拓」をあげた。

 「開拓の『拓』であり、『ひらく』とも読む。2021年は、ウィズコロナとの環境ともいえず、変化に対応することに捉われた1年であったが、2022年はウィズコロナが定着し、毎日の生活やビジネスの在り方を前向きに変えていく年になる。それに応じて、Dynabookに対しても、様々なビジネスチャンスが生まれることになる。それを切り拓くという意味で選んだ漢字である」とする。

 また、「2022年は、さらなる高みを狙い、次のステップへと飛躍していく」とし、「新たなデバイスや新たなサービス、ソリューションの創出を含めて、顧客や取引先の支持を得ながら持続的利益を創出する企業としての取り組みを加速する。経営力を一層高め、事業拡大にまい進したい」とする。そして、「Dynabookは今年も魅力的なデバイスとソリューションで、価値ある提案を続けていく」と宣言する。

 「拓」という言葉に示されたように、どんな製品やソリューションによって、新たな市場を開拓していくのか。PC以外にも注目しておきたい1年になる。

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