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熊本大学発のベンチャーCASTなど、超音波診断が可能な「フレキシブル超音波センサ」を開発

2022年01月27日 12時10分更新

 NOKとCASTは1月27日、共同で開発した「フレキシブル超音波センサ」を発表。医療・ヘルスケア領域での活用を想定している。

 CASTは熊本大学発のベンチャー。圧電セラミック粉と圧電ゾルゲル溶液を混合攪拌したものをスプレー塗布して付着させるCAST社独自の技術「ゾルゲルスプレー法」による薄いセンサーを開発する。NOKは自動車部品事業、電子部品事業で培った技術と経験のシナジー効果によりライフサイエンス分野など新領域での活動を進めている。

 新開発のセンサーは柔軟性があり曲面にフィット、薄型のため装着性に優れるという特徴を備え、エコー画像の取得が可能。従来では医療現場に限って使用されてきた超音波エコーをはじめとする超音波センシングをより簡素に実現するとしている。

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