週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

オートサロンで最もイカすクルマに選ばれた「ヴェイルサイド VFS90R」をチェック

2022年01月26日 15時00分更新

VeilSide/VFS90R(写真提供:新 唯さん)

 数多くのクルマが展示された東京オートサロン2022で「最もカッコイイクルマ」に送られる「東京国際カスタムカーコンテスト2022 ドレスアップカー部門 最優秀賞」に、日本を代表するカスタム界のレジェンドであるVeilSide(ヴェイルサイド)・横幕代表が手がけたGRスープラをベースの1台「VFS90R」が受賞しました。独特の存在感を放つこの1台をご紹介しましょう!

VeilSide/VFS90Rの前に立つ横幕氏とアテンダント

 VeilSideは1990年に誕生。スカイライン GT-R、フェアレディZ、RX-7、80スープラなどなど歴代スポーツモデルで数多くの記録を打ち立て、名チューナーとして確固たる地位を築き上げました。またその名声は海外にまで及び、映画「ワイルドスピード」やストリート系レースゲームにも車両が登場! 独特のボディーワークは、世界中のクルマ好きを魅了し続けています。

VeilSide/VFS90Rと唯さん

 VeilSideが東京オートサロンに出展するのは、2015年以来7年ぶりのこと。長き沈黙を破っての出展とあり、ブースには多くの人が詰めかけました。そこに展示されていたのは、3リッター直6エンジン搭載モデル、トヨタ「スープラ RZ」をベースに、VeilSideらしいボディーワークが印象的な白の「VFS90R」。「VeilSideといったら、A80スープラでのドラッグや最高速チャレンジ」というエンスーにとって、A90スープラというチョイスはたまりませんし、近年同社は高級輸入車のエアロを手掛ける傾向があったので、国産車ということに驚きも。

VeilSide/VFS90Rと唯さん(写真提供:新 唯さん)

 さらに驚くべきことに、その横に立つのはASCII.jpではおなじみのクルマ大好きモデルの新 唯(あらた・ゆい)さんの姿! これは取材しないわけにはいきません!

美しい曲線を多用したド迫力のエアロ

 「VeilSide VFS90R」がまとうボディーパーツは大きく分けて、「フロントバンパー」「フロントフェンダー」「サイドスカート」」「リアフェンダー」「リアスポイラー」「リアバンパー」「ボンネット」の7アイテム。いわゆるフルエアロです。

VeilSide/VFS90Rと唯さん

 クルマはイケメンが大好きと公言してはばからない唯さん的に「このフロントマスクがイイんですよ!」絶賛するお顔立ち。かつてのヴェイルサイド「コンバットエアロ」を彷彿させるアグレッシヴなデザイン。それでいて、80スープラの「Fortune 03 Supra」の流れも感じさせる躍動感もあり、まさに横幕氏でなければ成しえない世界観。

エンジンフードまわり

 フロントバンパーからエアーアウトレットを設けたエンジンフードと、大きく張り出したフロントフェンダーへのラインは、誰もが「美しい」「カッコイイ」という言葉を、思わず口からつぐんでしまう説得力のあるものです。

VeilSide/VFS90Rと唯さん

 圧巻なのはサイドステップからリアフェンダーへかけてのボリューミーな造詣とリベットをあしらった意匠。A90らしい曲面を大事にしながら、横幕氏はワイルドさを与えたのです。

リアタイヤ。345/25ZR20サイズのNITTO INVOをチョイス

 履いているタイヤはフロント255/30ZR20、リア345/25ZR20に、VeilSideのオリジナルモデル「ANDREW RACING Forged V」。往年のVeilSideカスタマイズカーが装着した銘ホイールの復刻版で、これまた「懐かしい!」と思ったりも。

VeilSide/VFS90Rと唯さん

 リアの造形も見事のひと言。単なる造詣だけでなく、リアタイヤのエアダクトにエアロフィンを立てるなど、空力的な側面も忘れてはいません。このように見掛け倒しだけでなはく、実践から得たノウハウも感じさせるのがVeilSideらしいところです。

 気になるVFS90Rコンプリートボディーキットのお値段は約270万円とのこと。もちろん別途、取り付け工賃や塗装費用などが発生します。

唯さん

 注目を集めたVFS90R。そして同じくブースで注目を集めたのが唯さんです。なんとサンケイスポーツと夕刊フジに大きく掲載されたというから驚き。ちなみに唯さんにとって、今回が始めてのオートサロン参加で「とっても楽しかった。ホントは色々と見て回りたかったんですけれど、あまり時間がなくて……。でもブースの人たちがとても優しかったですし、また機会があれば参加したいですね」とのこと。これは来年も……と期待しちゃいましょう!

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります