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レコチョク、NFTアイテムの発行から販売などブロックチェーンを活用したソリューション事業へ本格参入

2022年01月19日 12時30分更新

 レコチョクは1月18日、NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)の発行から販売、またチケット、ERC-20トークンや音楽業界へのDAOの提案など様々なブロックチェーンを活用したソリューション事業へ本格参入することを発表した。

 第一弾として、同社が運営する音楽業界向けワンストップECソリューション「murket(ミューケット)」にNFTアイテムの販売機能を追加。本機能を使い、1月19日17時よりソロシンガー・CAIKI(カイキ)さんが100個限定でNFT「Zeppへの道を一緒に歩もう」を期間限定で販売。

 本商品はCAIKIさんのアーティストヒストリーをたどるNFTとなっており、アーティストを目指し、上京してから2021年までの活動の軌跡を、200以上の活動風景・オフショット・歌唱動画・ライブ動画で収録しているという。価格は1万円。

 同社は2021年7月より「Web3.0プロジェクト」を立ち上げ、ブロックチェーン技術を活用したNFT、ERC-20トークン等を用いた新たな音楽体験サービスの提案、DAO、メタバースでのサービス提供へ向けた開発に取り組んできた。

 また、特別なツールや技術知識がなくても手軽にNFTが販売できるようにサービスを設計。ウォレット作成不要、仮想通貨(暗号資産)購入も不要で、法定通貨のみで決済を可能としたという。

 なお、ブロックチェーンにはPolygonを採用。今春にはNFTの2次流通対応も予定している。

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