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NEC、5Gや4Kカメラ映像などの先進技術を活用した交差点の交通状況測定やインシデント検知に向けた実証実験を開始

2022年01月06日 20時00分更新

 NECは1月6日、5GやAI、4Kカメラ映像などの先進技術を活用し、交差点の交通状況測定やインシデント検知に向けた実証実験を開始すると発表した。

  本実証実験では、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が研究開発を進めるAI技術を流用した交通流解析アプリを用いて、高精細な4K映像から交通状況(車および歩行者の位置・速度・進行方向)測定の実現性を検証する。

車および歩行者の交通状況測定の技術検証(イメージ)

 またカメラ映像から交差点付近での人の倒れ込みや害獣の侵入等のインシデントの検知を検証。人の倒れ込み検知には、行動のサンプルを数秒の映像として与えるだけで、ライブカメラの映像中から、類似の行動を簡単に見つけ出すことができる「オンデマンド行動検出」を使用するとのこと。

 さらに、プライバシー保護対応として、映像中の人物の顔部分をリアルタイムで覆い隠す技術も検証されるという。

 実証場所および期間は、秋田県秋田市 大町4丁目地内の交差点で1月6日~3月15日まで、東京都新宿区 新宿副都心四号線入口交差点で1月24日~3月15日まで実施される。

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