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アバルト 595のノーマルとオートバックスのデモカー595を乗り比べ

2022年01月01日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

街乗りで大人しく
踏めば走りは圧倒的に違う!

A PIT AUTOBACS SHINONOMEのアバルト 595

 「全然違う! 乗り心地は絶対にコッチがイイ」というのが唯さんの第一声。確かに硬いのですが、コンペティツォーネで感じた「ガチガチ」「ポンポン跳ねる」という感覚はかなり抑えられています。これなら街乗りでもできそう。「あと、さっきはエンジンの回転数が低い時から凄い音がしていましたけれど、こっちはそうでもないですね。だから街乗りでも気兼ねなく乗れそうですね」と唯さん。森田さんイチ推しのHKSのマフラーの音も、高回転で官能的な響き。「凄い! この音イイ!」と大絶賛です。「レコードモンツァマフラーも凄い音でしたけれど、あちらが低音に重きをおいているのに対して、HKSは上に抜ける音がしますね」とのこと。

運転する唯さん(運転中の撮影は危ないためイメージです)

 なによりMT車ということで「やっぱりコッチですよ!」と、エンジンをブン回しはじめる唯さん。「確かにパワーとレスポンスが段違いです。普段乗りでここまで必要なのかというと疑問ですけれど、レスポンスの良さは絶対にこっちですよね。とにかく楽しい!」というわけで、眠そうだった目はパッチリ開いて、ブンブンパーティー。

運転する唯さん(運転中の撮影は危ないためイメージです)

 スタンダード仕様、そしてコンペティツォーネの両方を乗っていながら「何をもってアバルトらしい」と表現するのは正直難しいのですが、「アバルト=楽しい」とするのなら、A PITオートバックス東雲チューンのアバルト 595は、ちゃんとアバルトらしさを残した1台と断言できます。「日常的な使い勝手の中に、気持ちよさをプラス。それでいてサーキットで速いってイイですね」とブンブンパーティー開催中の唯さんはニコニコしながら語ります。「不満や物足りなさは全然ありませんね。イイじゃないですか!」と唯さん大絶賛。その笑顔に嘘偽りナシでした。ただ「ステアリングボスを入れている都合、ウインカー等の操作がやりづらかったですね。不満はその程度ですよホント」とのこと。

A PIT AUTOBACS SHINONOMEのアバルト 595

 そんなA PITオートバックス東雲チューンのアバルト 595。A PITオートバックス東雲以外でも、この仕様にすることは可能なのでしょうか。カーライフアドバイザーの森田さんは「基本的にウチのみです。ですが、近くのオートバックスでご相談いただければと思います。できること、できないことがありますので」とのこと。興味がある方は、ぜひオートバックスに尋ねてみてはいかがでしょう。

 最後に「あと、これはいまだ商品化していないのですが」と給油口を開けると……青いビスが目に飛び込んできました。青が好きな唯さんは「なにこれ、カワイイ!」と興味津々。「アバルトの給油口まわりのネジはさびやすいですよ。チタンボルトを作ってみました」なのだとか。まだ値段は決まっていないそうですが、販売する予定があるみたいです。

 このA PIT オートバックス東雲のアバルト 595デモカーは、2022年1月14~16日まで幕張メッセで開催予定の東京オートサロン2022のオートバックスブースで展示される予定です。ホットハッチ好きの方は是非チェックしてみてはいかがでしょう? ホント、このクルマ楽しいですよ!

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 栃木県出身10月5日生まれ。2020年に小林唯叶としてモデルデビュー。2020年シーズンのSUPER GT「マッハ車検GAL」をはじめ、SUPER FORMULA、スーパー耐久シリーズのレースクイーンとして活躍。2021年4月の芸能事務所プラチナム・プロダクションへの移籍に伴い新唯に改名。現在ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技の勉強中。

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