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PS5用をうたうSSDは爆速だった! 高性能&高コスパなADATAのPS5動作検証済SSDをテスト

2021年12月22日 11時00分更新

PS5上のテストでは6516.887MB/sと十分すぎる性能

 PS5にも実際に装着してみた。装着手順については公式ページ(https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/ps5-install-m2-ssd/)に動画があるのでそちらを見るのが確実だ。

 本製品には手順を写真付きで解説したガイドが付属するので、合わせて見ておくとよいだろう。内容は丁寧な姿勢は感じるものの、元編集者の立場からすると改善の余地もあるため、これだけで動画を見なくてもいいとまでは言いがたい。合わせてチェックして間違いなく装着したい。

PS5の(ロゴマークのない側)カバーを開けると、カバーの付いた増設用スロットが見える。カバーはプラスドライバーで外せる

装着したところ。ヒートシンクの見た目も良い。Premier SSD For Gamersは80サイズなので、スペーサーは「80」の位置に配置する

フォーマット後に表示される読み込み速度は6516.887MB/sで、公称値よりも速かった

M.2 SSDストレージとして認識されている

標準ストレージから増設M.2 SSDストレージへ間のゲームの移動は簡単にできる

高速データロードを確認 発熱も問題なしと言っていいレベル

 ゲームのロード時間については、「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」「Demon's Souls」「JUDGE EYES」の3タイトルでロード時間を計測して比較している。3回実行してその平均を掲載した。結果は下の表のとおりで、体感できるほどではないが、標準SSDよりもわずかではあるが高速な傾向は見てとれる。

(単位:秒) Premier SSD For Gamers 内蔵SSD
Marvel's Spider-Man 33.39 34.09
Demon's Souls 14.42 14.76
JUDGE EYES 29.92 29.98

 温度については、室温19度の部屋でロストジャッジメントを約1時間プレイした後でFLIR ONEでサーモグラフィを撮影した。ヒートシンクの温度とはいえ、最大温度は45.8度と十分すぎるほど余裕のある温度にとどまっており、熱が問題になることはまずなさそうだ。

ゲームを1時間プレイした後でFLIR ONEで撮影した画像

PS5の増設用SSDとして最有力、PC向けでも魅力

 Premier SSD For Gamersの原稿執筆時点でのAmazon.co.jpでの販売価格は、512GBが1万3800円。1TBが2万3800円、2TBで4万3800円だ。容量単価だけでいえば1TBがコスパが良く、性能の良さも考えると、PS5の増設用SSDとして最有力の存在といってよいだろう。

 ただ、必要な容量は個人によって異なる。512GB増量できれば十分という方ならば、それ以上の容量をいくら安く増やせても意味はない。ちなみに、Amazon.co.jpで「標準でヒートシンクが付属している」「PS5動作確認済みのSSD」という条件で探してみたところ、本製品の512GBモデルは最安クラスの製品だった。そもそも500GBクラスの選択肢自体があまりないので、意外と貴重な存在かもしれない。

 なお、Premier SSD For GamersはPS5専用というわけではない。PCでのテスト結果も良好なので、PC向けとしても最速クラスのパフォーマンスを持ちながら、コストパフォーマンスにも優れるSSDとして魅力的な存在だろう。

Amazon.co.jpへのリンク(512GBモデル)
Amazon.co.jpへのリンク(1TBモデル)
Amazon.co.jpへのリンク(2TBモデル)

 

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