さまざまなゲーマー支援機能を活用して快適にゲームプレイ
昨今のゲーミングディスプレーは、ゲーマー支援機能を搭載することがひとつのトレンドとなっている。FI32Uも多分に漏れずゲームプレイの補助となるさまざまなゲーマー支援機能が備わっている。最後にそのいくつかを紹介しよう。
まずは、画面中央に「照準線」を常時表示する「Crosshair」だ。主にFPSゲームで便利な機能で、画面中央に目立つ照準線を常時表示してくれる。ゲームによっては腰だめの射撃で照準線が表示されなかったり目立たなかったりするので、そういった場合に役立つだろう。
次に、画面内の暗部を明るく補正する「ブラックイコライザー」。明るい部分の表示は飛ばさないように、暗い部分だけを明るくしてくれる機能だ。物陰に隠れた敵やアイテムを見つけやすくなる。
注意点として、これら照準線とブラックイコライザーの2つの支援機能は、強力すぎるがゆえにともすればゲームデザインを損なう効果になることもある。オフラインゲームであれば特に問題はないが、オンラインプレイでの使用は熟考したほうが良いだろう。
オンスクリーンにタイマーやカウンターを表示する機能も持っている。MMO RPGなどでのリポップ時間管理や、スキル再使用の時間管理などに役立ちそうだ。
ボイスチャットなどで便利なアクティブノイズキャンセリングは、こちら側の発言のノイズを低減してくれる機能だ。FI32Uに接続したマイクでノイズキャンセリングが有効になる。
高性能ビデオカードを活かしたいと考えている人に
強くオススメできる1台
今回、短い期間ではあるが初めて自室で32インチディスプレーを試用してみて、32インチディスプレーへの印象が大きく変わったのを実感した。正直なところ、割と顔から近い距離に設置するPCディスプレーに32インチは大きすぎるだろう、というのがこれまでのイメージだった。
ところが実際に設置してみると違和感はほとんどなく、視聴距離を60~70cm程確保できれば画面全体が自然と視野に収まる。ゲームプレイ時だけでなく、ウェブブラウジングや文書作成など普段使いでも問題は感じなかった。むしろ画面に顔を近づけて凝視もしなくなるので、猫背を防止する結果にもなっている。
FPSゲームのプレイに関しても同様で、画面が大きすぎると全体を見渡せず不利になるというイメージを持っていたが、椅子に深く腰掛けてゆったりとした姿勢で視聴距離を確保していれば、そのような問題を感じることはなかった。とは言え筆者はガチガチのFPSゲーマーではないので、このあたりは個人差が大きいかもしれない。ただやはり、小さい画面だとゲーム中は画面にかぶりつくような姿勢になっていたので、それが解消できるのはうれしいと感じた。
そしてレースゲームなどは文句なしの大迫力で楽しめる。動画視聴も同様に大画面での鑑賞を楽しめるのだが、32インチにフルHD映像では映像の甘さが気になって、4K映像でなければ満足できない贅沢な目になってしまったのがタマに傷だ。
一方で、一般的なPCデスクに設置できるサイズとしては、32インチあたりが上限ではないかという感想も持った。そういう意味ではFI32Uはバランスの良い製品と言える。
もし、現在高性能ビデオカードや最新世代ゲーム機を所持しており、それらを活かすゲーミングディスプレーを探しているものの、32インチは大きすぎるという理由で選択肢から外している人にも、ぜひ一度このサイズを体験して欲しい。そして、ゲーミングディスプレーとして隙のないスペックを持つFI32Uは、32インチ製品の中でも強くオススメできる1台だ。
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