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Symmetry Dimensions、現実世界の情報をデジタル空間上に集めて都市を再現する「デジタルツイン渋谷プロジェクト」を開始

2021年11月10日 17時00分更新

 Symmetry Dimensionsは11月10日、一般社団法人渋谷未来デザインおよび渋谷データコンソーシアムの参加企業などとともに「デジタルツイン渋谷プロジェクト」を開始すると発表した。

 本プロジェクトは、現実世界のさまざまな情報をデジタル空間上に集めて都市を再現するデジタルツイン技術を活用して、渋谷区民や渋谷区に関わる様々な人々、企業とともにスマートなまちづくりの実現を目指すもの。

 第一弾の取り組みとして、渋谷未来デザイン/渋谷区/ミライト/日本 Nrealと共同で、再整備計画が進められている玉川上水旧水路緑道を中心としたササハタハツエリアのデジタルツインの構築、可視化を実施。

デジタルツイン渋谷プロジェクト ササハタハツ緑道エリアの様子

 同エリアの3次元点群データ、国土交通省が提供する3次元都市モデル「Project PLATEAU」等の国や自治体のオープンデータや企業の持つデータを活用し、ブラウザーやARグラスから可視化および共有することで、3次元空間を活かした分析・シミュレーションが可能になったという。

 今後、同社は渋谷区やササハタハツまちラボなどと連携し、デジタルツイン活用の在り方の検討を進めていく予定。

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