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裸眼で視聴できる小型のVRグラス「VIVE Flow」を体験!眼鏡を掛ける感覚に近い驚きの使い勝手をレポート

2021年11月12日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

スマホをコントローラーにしてVRコンテンツを楽しめる

 VIVE Flowはこのように非常に軽量で小型な製品ではあるが、使用するにはバッテリーが必要。USB Type-C経由でバッテリーを接続して、バッテリーはポケットなどに入れて使う。

 本体にも補助的にバッテリーが内蔵され、実効中のプロセスを最大5分間保持できるため、動作中に電源を入れ替えるホットスワップにも対応する。また、スマホに直接接続して使うこともできるとのこと。

 アカウントのログインや操作は、5G対応の「Snapdragon 765」または「Snapdragon 865」、「MediaTek Dimensity 1000」以上搭載、Android 9 Pie以上に対応するスマートフォン(スマホ)で行なう。iPhoneで使えないところは残念だが、本体とスマホのみで手軽に使える手軽さは非常に魅力的だ。

VIVE Flowは6DoFに対応するが、VRコントローラーになるスマホは3DoFとして動作する。PC用VRデイバスの6DoFに慣れている人だと、前後の動きがないことに少し違和感を覚える人もいるかもしれない

 VIVE Flowは、今まで同社が発売してきたVRデバイスとは異なる新しいニューノーマルを提案したいとしている。今までのデバイスはゲームやクリエイティブな用途に使われていたが、ヒーリングのような使い方もあるのでは、と考えているようだ。

 ヒーリングの他、没入体験により精神を調整するメンタルフローやブレイントレーニングなど、マインドフルネスの追求が可能なデバイスとしている。

従来のVRデバイスよりも非常に手軽に使えることにより、ヒーリング効果のあるコンテンツの視聴や、何かに没頭して作業して心を落ち着かせたり、脳トレなどのコンテンツに活用できるという

事前予約特典がとってもお得!

 VIVE Flowのローンチタイトルは、アーティストのためのXRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」の他100以上で、12月には150以上のコンテンツになる予定とのこと。同社のVIVE Flow向けサブスクリプションサービス「VIVEPORTインフィニティ VISTA」にも対応する。「VIVEPORTインフィニティ VISTA」は、月額制で価格は今後発表される予定。また、VRコンテンツ以外に、スマホの画面をシアターモードで楽しめる。

11月には100以上、12月には150以上のコンテンツが楽しめる予定

 VIVE Flowは事前予約特典として、VIVE Flow携帯用ケース、7つの厳選コンテンツ、「VIVEPORTインフィニティ VISTA」2ヵ月分が付属。持ち運びができるサイズとはいえ、鞄などにそのまま入れると傷が付く恐れがあるので、携帯用ケースは非常に嬉しい。

事前予約特典として7つのコンテンツが貰えるので、買ってすぐに楽しめる

 また、アクセサリとして「VIVE Flow携帯用ケース」の他、最初から付属しているガスケットよりも小型な「VIVE Flowフェイスクッションセット」、「VIVE Flow電源ハブケーブル」の販売も予定されている。残念ながらバッテリーは、海外のみの販売となるようだ。

アクセサリも販売される

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