スマホをコントローラーにしてVRコンテンツを楽しめる
VIVE Flowはこのように非常に軽量で小型な製品ではあるが、使用するにはバッテリーが必要。USB Type-C経由でバッテリーを接続して、バッテリーはポケットなどに入れて使う。
本体にも補助的にバッテリーが内蔵され、実効中のプロセスを最大5分間保持できるため、動作中に電源を入れ替えるホットスワップにも対応する。また、スマホに直接接続して使うこともできるとのこと。
アカウントのログインや操作は、5G対応の「Snapdragon 765」または「Snapdragon 865」、「MediaTek Dimensity 1000」以上搭載、Android 9 Pie以上に対応するスマートフォン(スマホ)で行なう。iPhoneで使えないところは残念だが、本体とスマホのみで手軽に使える手軽さは非常に魅力的だ。
VIVE Flowは、今まで同社が発売してきたVRデバイスとは異なる新しいニューノーマルを提案したいとしている。今までのデバイスはゲームやクリエイティブな用途に使われていたが、ヒーリングのような使い方もあるのでは、と考えているようだ。
ヒーリングの他、没入体験により精神を調整するメンタルフローやブレイントレーニングなど、マインドフルネスの追求が可能なデバイスとしている。
事前予約特典がとってもお得!
VIVE Flowのローンチタイトルは、アーティストのためのXRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」の他100以上で、12月には150以上のコンテンツになる予定とのこと。同社のVIVE Flow向けサブスクリプションサービス「VIVEPORTインフィニティ VISTA」にも対応する。「VIVEPORTインフィニティ VISTA」は、月額制で価格は今後発表される予定。また、VRコンテンツ以外に、スマホの画面をシアターモードで楽しめる。
VIVE Flowは事前予約特典として、VIVE Flow携帯用ケース、7つの厳選コンテンツ、「VIVEPORTインフィニティ VISTA」2ヵ月分が付属。持ち運びができるサイズとはいえ、鞄などにそのまま入れると傷が付く恐れがあるので、携帯用ケースは非常に嬉しい。
また、アクセサリとして「VIVE Flow携帯用ケース」の他、最初から付属しているガスケットよりも小型な「VIVE Flowフェイスクッションセット」、「VIVE Flow電源ハブケーブル」の販売も予定されている。残念ながらバッテリーは、海外のみの販売となるようだ。
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