コグニティは2021年11月2日、上司と部下の1on1ミーティングや部下へのコーチングのスキル指標を定量化・分析可能にしたサービス「COG-COACH(コグ・コーチ)」を正式リリースした。
同サービスは、文章、スピーチ、会話など、あらゆる形で表現された人の思考を形式化できる独自のAI技術「CogStructure」(コグ・ストラクチャー)を活用。しっかりと部下の話しを聞けているかを測る「傾聴スキル」、部下の考えに同意・共感ができているかを測る「承認スキル」、部下に具体的なアクションを起こしてもらうための「支援スキル」という3つのコーチングスキルをチェックする事ができる。
ブラックボックス化しがちな1on1をAIで見える化することで対話の質を上げ、フェアな評価によるチーム作りのサポートができるという。
各スキルを数値化し、レポートにまとめることで、指導者側が客観的に自身のトーク内容を把握することが可能。効率的な上司の指導力アップが期待できるという。なお、このレポートを用いた改善サイクル「COG-COACH PDCA」を推奨しており、より効果的なボトムアップのための導入ワークショップや全体傾向・外れ値分析、評価パターン分析なども行なっている。
オンラインにおける人材育成の難しさが叫ばれる今、「コミュニケーション」について振り返り、改善ポイントを探し続けることが重要となっている。今後、コロナ時代に必要なコーチングスキルの習得をサポートし、教育・人材育成の効率化・改善に貢献していくという。
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