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NUROモバイル、月20GBで主要SNSもノーカウントの「NEOプラン」を月2699円で開始

2021年10月29日 13時00分更新

 ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するモバイルサービス「NUROモバイル」は29日、メディア向けの説明会を開催し、新プラン「NEOプラン」を発表した。NEOプランは月20GBで2699円。11月1日に開始する。NEOプラン専用の帯域を用意することで高い通信品質を実現するとするほか、LINE/Twitter/InstagramといったSNSでのデータ通信がノーカウント、データ繰り越し、通信量を使い切った際の速度が最大1Mbpsとなっている。

NUROモバイルも月20GBのプランを開始

高い通信品質や主要SNSでの通信量がノーカウント、データ繰り越しなどがアピールポイントとなっている

通信品質はMNOと同等レベルを目指す
主要SNSノーカウントとデータ繰り越しがありで月20GBが2699円

 説明会では4月に新プラン「バリュープラス」を投入して以降の動向をまず説明した。「バリュープラス」では月3/5/8GBと小容量に特化。月3GBで792円と業界最安値クラスで話題となった。9月には5Gオプションを追加料金不要で開始、10月にはドコモ回線で専用アプリなしに通話料が30秒あたり11円となるオートプレフィックスも始めている。さらにサービスロゴを刷新。表記も「nuroモバイル」から「NUROモバイル」に変更している。

4月に開始した「バリュープラス」。小容量プランに絞り、最安値クラスを目指した

9月30日はロゴも刷新した

 一方でこの間、3大キャリアやサブブランドにより、10~20GBの新プランが多数登場。特に30代以下のユーザーにおいて広く選ばれている見ている。「バリュープラン」ではこうしたニーズを対応できていないため、「NEOプラン」をスタートしたという。

3大キャリアのオンライン専業プランの登場以降、特に若いユーザーの動向が変わってきた

若いユーザーがスマホでしていることと言えば、なんと言ってもSNSだ

 「NEOプラン」ではその30代以下のユーザーが圧倒的に長い時間を使っている3大SNSでの通信量をノーカウントとすることで、サービスのオトク度をアップ。さらにMNOのプランにはないデータ繰り越しや通話料の安さで差別化している。通信速度については、「NEOプラン」専用の帯域を用意し、「MNOと同等レベルの通信品質を目指す」という表現でアピールしている。具体的な品質や通信速度の目安については説明されなかったが、MVNOではどうしても混雑する昼休みの時間帯も含めて、第三者機関による速度計測のデータを公表予定とのことだ。

「NEOプラン」の狙いはこの3つ

専用帯域でより快適な通信品質で提供する。なお、選べるのはドコモ回線のみ

主要な3つのSNSでの通信量はカウントされないので、実質的に月20GB以上が利用できることになる

データ繰り越しやオートプレフィックスによる通話料の安さはそのまま。通話定額オプションももちろん用意されている

単純な金額的には3大キャリアの新プランと大差はないので、やはりSNSでのノーカウントやデータ繰り越しが差別化要素となる

 なお、「バリュープラス」が3キャリアの回線から選べるのに対して、「NEOプラン」で提供されるのはドコモ回線のみ。初期費用や解約金、MNP転出手数料はいずれも無料となっている。

 「NEOプラン」の新規契約特典も用意されている。MNPでの契約時に月額料金の2699円が最大3ヵ月無料、また、MNPを含む新規契約時に「Xperia 10 III Lite」を購入すると、6ヵ月目に2万円のキャッシュバックが受けられる。

MNPでの加入時は3ヵ月無料になる特典も

Xperia 10 III Liteのセット購入で2万円キャッシュバックも

 また、質疑応答ではドコモが開始した「エコノミーMVNO」に参加予定はないかと問われたが、これに対し、「ドコモ側から具体的な話がないので検討のしようがない」と回答している。

 

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