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Raspberry Piを使って地震計を作れる工作キット

2021年10月28日 10時00分更新

 Raspberry Piベースの地震計を自作できる工作キット「PiDAS (Raspberry Pi Picoで作る自作地震計) 作成キット+書籍」が家電のケンちゃんにて販売されている。サークル「きじのしっぽ」が手がけた同人ハードウェアで、価格は6270円。

ラズパイを地震計として使える、オールインワンの工作キットが販売中。地震の揺れをリアルタイムに算出してくれる

 コンパクトな開発用基板「Raspberry Pi Pico」をベースにした工作キット。3軸の加速度センサーを利用して強震モニターと同様の方法でリアルタイムに震度を算出、象庁の発表を待つことなく設置箇所の震度を手軽に把握できる。

 合計10個のLEDの点灯レベルから、震度を視覚的に把握することが可能。設置場所は平面であればよく、水平面だけでなく壁面にも設置できる。なお、PiDASとは「Pinpoint Detection and Alarm System(ピンポイント検知警報システム)」の略称とのこと。

LEDの点灯レベルで震度が把握できるというもの。キットには「Raspberry Pi Pico」も同梱されている

 製品にはRaspberry Pi Picoを含めた必要パーツ一式が同梱されており、追加購入不要で地震計を作り上げることができる。また、同サークルによる同人誌「Raspberry Piで手軽に震度を計測しよう!」も付属しており、参考になるだろう。

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【取材協力】

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