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国産養殖マグロの「だてまぐろ」「媛まぐろ」も味わえる!

マグロの希少部位まで味わい尽くせる「オートロキッチン」新橋にオープン

2021年10月25日 19時30分更新

 ごきげんよう、酔いどれナベコです。今回は皆さん大好きなマグロの魅力をふんだんに味わいつくせる新店を紹介。

マグロづくしな「オートロキッチン」

 「庄や」などを展開する大庄は10月19日東京・新橋に、マグロの真骨頂を味わえる「魚屋のマグロ食堂 OH!TORO KITCHEN(オートロキッチン)」の1号店をオープン。

創業85年の老舗鮪仲卸「米川水産」が目利き
手前は希少部位「頭肉」です

 メインはマグロ!

 老舗鮪仲卸を子会社に持つ大庄だの強みを活かした、鮮度が高いマグロのあらゆる部位を優先的に仕入れ、専門店ならではのコストパフォーマンスにて提供するということ。

だてまぐろ、媛まぐろを生で味わえる

 愛媛県宇和島の養殖本マグロブランド「だてまぐろ」「媛(ひめ)まぐろ」などを扱うのも特徴のひとつ。 恵まれた海流で育てられた国内有数の養殖マグロ。特に「だてまぐろ」は天然にも負けない身質と言われています。オートロキッチンでは、そんなブランドマグロたちを一回も冷凍しない生の状態で仕入れて、鮮度良い状態で提供します。伊達マグロを生で食べられる店を東京で探すのは難しいとか!

その日ごとの限定メニューもあります

「トロ」だけじゃない!絶品希少部位

 皆さんマグロといったら“トロ”が至上と思っていませんか? オートロキッチンではそんな考えが覆ります。看板メニューがこちら、店名を冠する刺身盛り「OH!トロキッチン8点盛(2~3人前)」(2980円)。

「OH!トロキッチン8点盛(2~3人前)」(2980円)

 なんとマグロだけの刺盛りです。

台がこんなに大きい!

 1本からそれぞれ1%未満しかとれない希少部位である「脳天(頭肉)」「カマトロ」「ほほ肉」「心臓(ハート)」に、馴染みがある人気部位「赤身」「中トロ」「大トロ」「尾の身」まで揃います。マグロのさまざまな味を堪能できる厳選8点を盛り。

大トロを上回る脂ののりといわれる「カマトロ」

甘みがある「頭肉」

弾力がある「ほほ肉」

「心臓(ハート)」。この日は「ハツもと」ものせてくれました
※日によってない場合もあります

  部位ごとに異なる食感味わいが楽しめるのが魅力。特にびっくりしたのはマグロの心臓で、見た目からして牛レバーにそっくり。プリトロ食感で味わいもまるでレバーのようですが、後味がやっぱりマグロだなと思わせる魚のクセなどがあって、食べてみて面白いなと思いました。

マグロのレバーを食べるのは初めてでした

醤油用に刷毛が用意
トリュフ塩も用意されています

 また、脂がのってまるで大トロのような「カマトロ」や、独特の風合いがする「頭肉」も新鮮。カマトロなど脂が本当に多いので、赤みや尾の身など、食べ慣れた部位と行ったり来たりして味わってみるのがオススメ。

 他にも、(あれば)盛り合わせで「だてまぐろ」の希少部位も頼めます。あれば、というのは生の「だてまぐろ」は特別メニューですので、各日各料理2人前~5人前しか用意がないということ。

「だてまぐろ希少部位3点盛り」(1800円)

 「だてまぐろ希少部位3点盛り」(1800円)は、「カマトロ」「頭肉」「ほほ肉」を盛り合わせた一皿。

だてまぐろの「カマトロ」
とろとろ~

 「カマトロ」は本当にヤバイ。先ほどの盛り合わせのマグロ(特に品種はうたってなく日によっていいものを入荷したもの)より、脂のりの良さが断然でした。口に入れるととろけるような脂……。

きめ細かい「頭肉」

 だてまぐろは全般的に脂のりがよく味も濃い印象で、「頭肉」は比較的あっさりした中にも甘みがあり、「ほほ肉」はコリッとした舌触りと脂がおもしろい。

 なんでも、特に希少部位は冷凍するとおいしくいただけないので、自信をもって提供できるのは「生」を売りにしているからこそ。

名物「マグロのわら焼き」など
マグロだけでバリエーション豊富

わら焼きは注文してから炙ってくれる

 カツオならぬマグロのわら焼きもオートロキッチンの看板メニュー。「本マグロ中トロのわら焼き」(1480円)はわらを使った高温の炎で本マグロの中トロを一気に焼き上げます。

「本マグロ中トロのわら焼き」(1480円)

 わらを炙ることで外側についたスモーキーな香りがステキ。タタキとはまた違いますよ。外側を熱したことで中トロの脂がとろけ、旨みも引き立ちます。トリュフ塩でいただくとフレンチのような感覚で、ハイボールやスパークリングといった洋酒にも素晴らしく合います。

「マグロかま焼き(2~3人前)」(2980円)

 まだお腹に余裕があれば「マグロかま焼き(2~3人前)」(2980円)にいくのも手。マグロのかまってほぐすと食べられる箇所がたくさんあるんですね。つつく箇所によって、脂のりが違ったりするのもおもろしいです。

新鮮なまぐろだからカマもおいしい

 マグロのかまがおいしいのも新鮮なまぐろだからこそ。店長さんも、オートロキッチンのまぐろのかま焼きは、これまで味わってきた中でも格段においしいと太鼓判。

え、ブナハーブンのハイボールですか

 お酒メニューは定番のビールやハイボール、レモンサワーなどを揃えつつ、オリジナリティあるメニューも数多く用意していました。

「スモーキー ラ・フランス」(800円)ピーティーでした

 「スモーキー ラ・フランス」(800円)は、ブナハーブンをベースにしたハイボールにラ・フランスのシャーベットを加えています。見た目が華やかなので、甘口なのかも? と思いきや、ウイスキーの香りが高く、まるでバーでいただくようにお酒の存在感が醸しだされた1杯でした。お酒好きな人にオススメです。

「マグロの純愛」(580円)はマグロの脂をさっぱりさせてくれます

 「マグロの純愛」(580円)は実はレモンサワーの一種。ローズマリーなどハーブを使用していて香り爽やか。なるほどマグロに合いそうです。

「ラ・フランス」(600円)

 スパークリングワインの「ラ・フランス」(600円)は、凍らせたラフランスが入っています。ラフランスの香りがステキ!

31日まで1貫980円の豪華すしがもらえる

 マグロというと、家庭でも外食でも馴染みがあるかと思いますが、そんなマグロの見たことない部位や、味わったことないおいしさを堪能できるオートロキッチン。なんと、31日までオープンイベントを開催中。

「ウニトロキャビア」がプレゼント

 ディナータイムに来店したお客さんに一人一貫「ウニトロキャビア」(通常1貫980円)を無料で提供するサービスを実施しています。キャビア、ウニがのった約1000円の豪華な寿司が必ず食べられるということで、31日までの期間は狙いめです。

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中落のプレゼントチケットあたり。やったね!Tシャツなどの景品もあります

店舗:OH!TORO KITCHEN(オートロキッチン)新橋店
住所:〒105-0004 東京都港区新橋3-5-13大興ビル1階・2階
営業時間:ランチタイム 11時30分~14時、ディナータイム 17時~23時

ナベコ

酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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