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Razer Bookの新色も!

Razerが米国でハプティック内蔵ヘッドホンから自作パーツまで発表

2021年10月22日 03時30分更新



 Razerは現地時間10月21日に、世界向けのイベント「Razer Con 2021」を開催し、ホリデーシーズンに向けた新製品を発表した。すべて世界向けとなっており、日本での発売は後日公開となる。

Kraken V3
ゲームはもちろん映画もドラマも「Haptics=振動」

 ヘッドセットの最新モデル「Kraken V3」シリーズを発表した。モデルとしては、「Kraken V3 Pro」、「Kraken V3 Hypersense」、「Kraken V3」の3モデルで、ProとHypersenseには振動装置を内蔵することによって、よりリアルな体感を実現している。

 「Razer Hypersense」というこの機構は、従来の1方向への振動ではなく、立体感のある振動を発生するもの。さらに、一定の周波数で固定された振動のON/OFFではなく、0から200Hzの間で幅広く変化する。

 ヘッドホンの左右で、異なる振動を発生させることによって、ステレオ感のある体感を実現しており、入力される左右のサウンドを分析して、ヘッドホンが自動的に振動を発生させる仕組みだ。そのため、ゲームのみならず、映画やドラマ、ドキュメンタリーといった映像作品でもハプティクスを経験できる。音声情報の処理速度は5ms以下という。

 振動はもちろんOFFにもできるうえ、弱、中、強の3段階でユーザーが指定することも可能。音のほうも、定評のRazer Triforce 50mm Titanium Driverによって、高音・中音・低音ともに豊かな音声を出力。RazerではおなじみのTHX Spatial Audioでサラウンドも楽しめる。

 ハプティックを内蔵しないKraken V3は99.99ドル、有線型の同Hypersenseは129.99ドル、ワイヤレス型の同Proは199.99ドル。3モデルともに抜き差し可能なマイクが付属する。

新型のゲーミングチェア
「Enki」シリーズ

 長時間のゲームプレイでも体をいたわるための、新型チェアがEnkiで、従来モデルを大幅に見直し、座面、ランバーサポート、ひじ置きのデザインやファブリックも刷新している。

 1日中ゲームしても疲れないチェア 110度の肩アーチ形状、幅広21インチのシート、腰をささえる背もたれは152度リクライニングが可能だ。

 色は完全なブラックと、アクセント部分がRazerカラーのグリーン、さらにピンクも用意される。Enki Proはカーボンファイバー柄とアルカンターラ素材でクッションも付属する。価格は299ドルから

電源から水冷ユニットまで
Razerらしいデザインの自作用パーツも登場

 発表となったのは4種類の自作パーツで、いずれも高性能で静音、3種類はおなじみのChromaで、RGBフルカラーのイルミネーションを内蔵する、Razerらしい製品だ。

 一体型水冷ユニット「Hanbo Chroma」はAsetekと共同開発した製品で、ラジエター部分が冷却ファン2台の240mmサイズと、3台内蔵の360mmサイズの2種類で11月に発売予定。

 ファンの「Kunai Chroma」は直径120mmと140mmの2種類で、油圧軸受けで静音を実現(44.99ドル)。最大8台のファンを接続できる「PWMファンコントローラー」(49.99ドル)とともに10月21日発売。

 電源の「Katana Chroma」は750、850、1000、1200、1600Wの5モデルで、2022年1~3月に発売の予定だ

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