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ソフトバンク、AI活用人材を育成する高校生向けの教育プログラム「AIチャレンジ」を2022年4月に提供開始

2021年10月20日 18時30分更新

 ソフトバンクは10月20日、高校生を対象としたAI活用人材を育成する教育プログラム「AIチャレンジ」の提供を、2022年4月に開始すると発表した。

 AIチャレンジは、国内でAIを活用できる人材が不足しており、若手人材の育成が急務であることから、高校生を対象にAIの基礎や仕組みを実践的に学ぶことができる教育プログラムを提供し、AIを活用できる人材育成に貢献する取り組み。

 高等学校でのプログラム教育の必修化にともなって2022年4月に開始される高等学校情報科「情報Ⅰ」「情報Ⅱ」の導入を見据え、同社では全国の高等学校の授業で採用できる「AI活用リテラシーコース」と「AI活用実践コース」の2つのコースを用意している。

 AI活用リテラシーコースは、同社のグループ企業における事業の実例をもとに、AIの基礎知識を学習して理解した後に、AIを用いた課題解決の方法を学習者が自ら考えるという内容で、情報Ⅰの科目に対応しているという。

 またAI活用実践コースは、情報Ⅱの科目に対応。本コースでは、AI活用リテラシーコースの内容に加え、演習テーマに沿ったAIモデルを作成し、身の回りの課題を解決することを学べる実践的な内容。生徒は学習用のデータを使ってAIモデルを作成し、ウェブサービスや人型ロボット「Pepper」などに実際にAIを組み込み、学校や地域社会における身近な課題の解決を目指すとしている。

 なおAIチャレンジの申込みは2022年1月からを予定。契約期間は申込み日から1年間となる(2022年1~3月に申し込んだ場合は、2022年4月からの契約となる)。そのほか費用などの概要についてはこちらを参照。

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