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既存のアケコンでは満足できないゲーマー必見!

低遅延が魅力の最強コントローラー基板「Brook Universal Fighting Board」で自分好みのアケコンを自作する

2021年10月29日 11時00分更新

PS4のタッチパッドやアナログスティックもエミュレート可能
ターボボタンで連射も可能に

 多くのゲーム機に対応できるとはいえ、ゲーム機特有の特殊操作ができるのかは気になるところだ。とくにPlayStation 4用のモードで気になるのが、タッチパッドやアナログスティックの操作。アケコンにはレバーとボタンしかないため、操作はあきらめなくてはならないと思ってしまいがちだ。

 Brook Universal Fighting Boardでうれしいのは、このタッチパッドとアナログスティックの操作を代替できるエミュレーション機能を搭載していることだ。

 操作は少々複雑になるが、「全く操作できない」のと、多少制限があっても「操作できる」との差は大きい。

 具体的にどうするのかは公式ページで解説されているので、その図を引用して紹介しよう。

 まずはタッチパッドのエミュレーションから。タッチパッドと同等の完全な操作ができるわけではなく、3つのエリアのタッチ操作を実現するというものだ。

タッチパッドのエミュレーションは、レバーとTOUCH PAD KEYボタンの組み合わせで行う。レバーの向きで、タッチした場所が変わるという仕組みだ

 レバーを左に倒しながらTOUCH PAD KEYボタンを押せば左、レバーがニュートラルなら中央、レバーを右に倒しながらなら右の領域をタッチしたことになる。

 アナログスティックのエミュレーションは、レバーを倒しながらOPTIONSボタンを3秒間押すことで切り替えられるというもの。レバーでアナログスティックの機能を代替するため、アナログ的な操作はできず、あくまでオン/オフのみという点には注意が必要だ。

OPTIONSボタンを3秒間押すときに、レバーを左に倒していると左のアナログスティック、右に倒せば右のアナログスティック、上に倒せば標準の方向キー扱いに切り替えられる

 最低でも切り替えに3秒はかかるため、あくまで機能を代替できるというだけ。切り替えながらゲームをプレーするというのは至難の業だろう。

 もうひとつ特殊な機能としてうれしいのが、ボタンを押しっぱなしで連射を可能にするターボボタンを利用できることだ。

 使い方は簡単で、ターボボタンを押しながら連射させたいボタンを押すとターボが有効化され、もう一度同じ手順を繰り返すと解除される。もちろん、複数のボタンでセットすることも可能だ。

ターボが有効(連射モード)の場合、LEDが光るので分かりやすい。シューティング等、連射が必要なゲームを遊ぶときには必須

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