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最大128人の兵士が集う大規模戦を一足先に体験してきた

「Battlefield 2042」ファーストインプレッション、大規模かつダイナミックすぎる近未来戦に圧倒される注目のFPSだ!

2021年10月06日 16時00分更新

11月19日発売予定のFPS「Battlefield 2042」。発売に先駆け、本作をプレイする機会を得たのでファーストインプレッションをお届け

 某日、エレクトロニックアーツが贈るFPS「Battlefield 2042」のプレビューイベントに参加した。本作は大規模な"戦争"を体験できる「Battlefield」シリーズの最新作で、架空の"近未来(2042年)"がテーマとなっている。11月19日に発売予定。

 本記事では、Battlefield 2042のファーストインプレッションをお届けする。

最大128人対戦! 大規模&大波乱の戦場体験

 今回はBattlefieldシリーズを象徴するゲームモード「コンクエスト」を体験した。2チームがエリア内に点在する重要区画を占領するモードで、多くのポイント(チケット)を稼いだチームが勝利となる。64vs64チームの計128人対戦が本作のポイントになっていて、従来のBattlefieldシリーズを凌駕する大規模な戦争をプレイできる。

 体験したマップは、ロケット発射場が特徴の「オービット」。ロケットが発射するイベントはもちろん、嵐の襲来イベントも見受けられた。兵士やヘリ、戦闘機、戦車、バギー、装甲車などが熾烈な戦いを繰り広げるなか、ダイナミックなイベントに圧倒されることもしばしば。カオス度満載の戦場、これぞBattlefieldシリーズの醍醐味といえるだろう。

今回体験したロケット発射場「オービット」

オービットのマップ。各エリアの重要区画を占領・奪取して多くポイントを稼いだチームの勝利

戦いをしばし忘れて、ロケットの発射を見届ける自分がいた。すげぇ……

戦場に集う兵士たちやビークルを巻き込む強烈な嵐。興味本位で突っ込んだら予想通り嵐に巻き込まれ、痛い目に遭った

 異なる役職・スキルを持つ「兵科(クラス)」は「スペシャリスト」にとってかわり、試遊版では「ウェブスター・マケイ」「マリア・ファルック」「ピョートル・ガスコヴィスキィ(コードネーム:ボリス)」「ウィカス・ヴァン・デール(コードネーム:キャスパー)」の4名をプレイできた。戦闘でかなり役立つ固有ガジェットを持っているので、戦況に合わせて適宜スペシャリストを変更する必要があるだろう。

スペシャリスト①「ウェブスター・マケイ」は、壁面に吸着するロープを発射する「グラップリングフック」を装備

スペシャリスト②「マリア・ファルック」は、味方に注射を発射して回復させる「S21シレットピストル」を装備する

スペシャリスト③「ピョートル・ガスコヴィスキィ(コードネーム:ボリス)」は、敵を自動的にスポットして攻撃する「SG-35 セントリーガン」を装備

「ウィカス・ヴァン・デール(コードネーム:キャスパー)」は、エリア周辺にいる敵やビークルをスポットし、EMPで妨害できる「OV-P偵察ドローン」を装備する

 これまでのBattlefieldシリーズでは、各兵科ごとに固有の装備が割り振られていた。たとえば、突撃兵はロケットランチャー、援護兵は弾薬箱&修理キットなど、役職に適した装備がクラスの違いを示していたが、今回はどのスペシャリストを選んでもこれらの装備を選択・利用できる。「弾がほしい!」「回復薬がほしい」といったチームの要望に応えるため、しぶしぶ不得意なクラスを選ぶ必要はなくなったというわけだ。

 得意なスペシャリストのまま、チームに貢献できるようになったのはかなり大きい。このように、クラスの縛りがなくなった点も非常に印象的だった。

出撃画面で装備の切り替えが可能

クラス問わず、弾薬箱や修理キットなどの装備を選択・利用できる。上記画像は、回復系スペシャリストのマリア・ファルックが弾薬箱を投げている様子

 個人的に便利に思えたのが、武器に装着できるアタッチメントの切り替え。これまでは出撃画面でアタッチメントの切り替えを行なっていたが、今回は戦闘中に随時アタッチメントの切り替えが可能になった。キーを押すと「サイト(照準器)」「バレル(銃身)」「マガジン(弾倉)」「グリップ」の選択画面が表示され、自由にアタッチメントを変更できるのだ。

武器に装着できるアタッチメント(サイト、バレル、マガジン、グリップ)は、戦闘中に随時切り替えられるようになった

 戦闘中にアタッチメントを切り替えられるのは、実に快適であった。建物内にいる敵を一掃したいときは近接特化のアタッチメントにし、遠距離から攻撃したいときは遠距離特化のアタッチメントに切り替えるなど、戦況に応じたカスタマイズをその場でできるからだ。かつては、やられて出撃画面に戻ったときでないとアタッチメントを自由に変更できなかった。そのことを考えると、この仕様を採用したのは英断というべきだろう。

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