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セコム、巡回警備の効率化と警備員の負担軽減を目的にパーソナルモビリティー「C+walk T」を常駐警備サービスに導入

2021年10月04日 18時10分更新

 セコムは10月4日、広域エリアにおける巡回警備の効率化と警備員の負担軽減を目的に、トヨタ自動車が発売したパーソナルモビリティー「C+walk T(シーウォークティー)」を常駐警備サービスに導入すると発表した。

 これまで同社ではパーソナルモビリティーを活用した巡回警備の活用を目指し、大型ショッピングモール、スタジアムなどで実証実験を実施、効果検証を行なってきた。

 実際の巡回警備にパーソナルモビリティーを活用することで、周囲からの注目度を高め周囲への犯罪抑止効果を向上したり、視点が高くなることで広範囲の確認が可能となったり、巡回時間が徒歩の場合と比べ短縮するなどの有効性が確認できたという。

 同社では第一号の導入先として、10月上旬より国立競技場の警備でC+walk Tを実運用するという。

 なお、巡回業務での使用に際しては、救急時の備えとなるAEDの装備、盗難防止対策として位置情報提供システム「ココセコム」の搭載、ICカードによるC+walk Tの起動など、状況に適したセコム仕様のオプションを活用し、ユーザーの幅広いニーズに応えていくとしている。

「C+walk T」の主要スペック(標準仕様)

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