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NTT Com、ワークスペースの検索・予約サービス「droppin」提供開始

2021年10月04日 17時30分更新

 NTTコミュニケーションズは10月4日、ワークスペースの検索・予約ができるサービス「droppin」を提供開始した。

 2020年2月から個人利用者向けに実証実験を開始し、2021年6月には鎌倉市と協定を結び鎌倉市民のテレワーク支援などに取り組んできたていたサービス。リモートワークの実施や時差出勤、フレックスの導入など従業員の多様な働き方の推進や、外部環境の変化にフレキシブルに対応するためにワークスタイルを見直す企業が増えており、自宅でもオフィスでもないワークスペースの利用を検討する企業が増えているという。

 しかし、従業員の居住地付近にワークスペースを用意するには、複数の事業者と個別に契約する必要があることから、支払い管理や予約方法のマニュアル作成などが企業の負担となっている。

 droppinは、ワークスペース利用のプラットフォームとして複数事業者との契約や支払い、スペース予約を統合。全国の多種多様なワークスペースを簡単に利用できるようにするサービス。また、働く場所の選択肢を多様化することで、従来のオフィス面積の適正化など、柔軟なオフィス設計が可能となる。

 スマホのアプリから、多種多様なワークスペースを一元的に検索・予約できるサービスで、企業向けの管理画面から利用状況や課金状況の確認、ユーザーの追加作業などをリアルタイムで実施することが可能。全国300ヵ所以上のワークスペースから最適な場所を利用可能でき、管理画面から従業員ごとのワークスペース利用状況や課金状況を把握でき、一部従業員の使い過ぎなどを避けることができるなど企業向けの機能が充実している。また、部署単位での申し込みが可能で、ひとつの企業で複数契約を行なうことも可能。

 初期費用/月額固定料金は無料。ワークスペース利用時の料金は各ワークスペースが設定した料金となる。

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