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バイク免許取得に現役モデルが挑む! バイクが起こせずその重量に撃沈

2021年10月02日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

コース上でエンストを体験
慣れない操作に四苦八苦

ヘルメットを装着する唯さん。あご紐はしっかり締めましょう

 それではヘルメットをかぶってバイクに乗車します。ですがその前に、あご紐をしっかり締めているか、指導員が確認します。指1本分の余裕があるのがベストとのこと。ヘルメットをしたらバイクに乗車。バイクに乗るには乗車の手順があります。これもきちんと習います。

スタンドを払う

後方を確認してから乗車。この時、右足は地面に付かず、ブレーキペダルを踏むこと

ミラーを調整

エンジンをかけて、クラッチレバーを握ったままギアを1速に

ウインカーを点灯させる

後方を確認して発進

 コースではエンスト体験から始まりました。クラッチレバーを握ったまま1速に入れ、ブレーキをかけた状態でクラッチを離すとガクンとエンスト。MT車に乗っている唯さんにとって、ここの操作は問題ナシですが、思いのほか大きなショックに驚かれたようです。

 エンストを理解したところで、次は半クラッチで発進の練習。左手でクラッチレバーがつながるポイントを探りながら2mほど前進。進んだらクラッチレバーを握って停止し、また半クラッチで2mほど進むを繰り返します。こうして外回りを一周したら、内回りに。手押ししてUターンをし、待機所へ向かいます。

日よけの下まで手押しする唯さん。もはや体力の限界の様相

 ここから今度は内回り。ですが、縁石の内側に前輪を乗せてしまい、またしても転倒。

転倒してショボンな唯さん

こんな小さな段差でもバランスが崩れれば転倒してしまうのです

 バイクの感覚に慣れず、なかなかうまくいかない唯さん。引き起こして1周して1時限目は終了。なのですが、またしてもバイクが転倒。どうやら足が届かないようです。初めてバイクに触れた唯さんは、相当体力を使ったようで息も絶え絶え。「とにかくヘルメットの中が暑くて暑くて……」と、ミネラルウォーターを一気飲み!

2時限目はバイクの乗車方法を学ぶ

 10分間の休憩を終えて2時限目がスタート。最初はバイクの乗車方法についての練習です。まずハンドルをしっかり握って、フロントブレーキを握ったままスタンドを払って乗車。教習生の中には男女問わず転倒させてしまう人もいましたが、唯さんは大丈夫。

バイクを走行させる唯さん

 発進状態になったところで、まずは1速でコースを一周して停止。続いてアクセルを少し回して2速15km/hを目標に外周走行を繰り返します。レインボーモータースクール和光では、コーナーは2速15km/hで走行しなければならないとのこと。ですので、この速度感を養っていきます。何度も発進、巡航、停止を繰り返し、最後はストレートで3速に入れ30km/hで走行し2時限目は終了しました。

 こうして初めてのバイク教習を終えた唯さん。「2回目は倒しませんでしたよ!」とドヤ顔です。「それにしてもバイクがこんなに重たいものだとは思いませんでした」と、相当疲れた表情を見せます。「本当に腕がプルプルしていて筋トレした後みたいになっています。腕が喜んでいる」と筋肉を相当使ったようです。「あと、ヘルメットの中が暑いうえに、エンジンからの熱が凄い。とにかく乗っていて暑い」と言っては、またもやミネラルウォーターを一気飲み。

 バイクそのものに関しては「とにかく怖くて、アクセルはほとんど回せませんでした。指導員の方が“もっと回して!”とおっしゃるんですけれど、無理ですよ」と、バイクに対して楽しいよりも恐怖を抱いたそうです。その一方で「だけど、これが自由に乗れるようになったら、きっと楽しいんだろうなぁと思いますけれど、今は乗れる自信がまったくないです」と、バイクに対して少し好印象を抱いている雰囲気です。

バイクを運転する唯さん

【次回予告】三時限目突入! ハンコがもらえないと進めない

 「とりあえず運動不足にバイクはいいかもですね。バイクダイエットです」「とにかくバイクが押せるよう腕を鍛えてきます!」と言い残し、教習所を後にしました。はたして免許を取得することができるのでしょうか?

モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 栃木県出身10月5日生まれ。2020年に小林唯叶としてモデルデビュー。2020年シーズンのSUPER GT「マッハ車検GAL」をはじめ、SUPER FORMULA、スーパー耐久シリーズのレースクイーンとして活躍。2021年4月の芸能事務所プラチナム・プロダクションへの移籍に伴い新 唯に改名。現在ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技の勉強中。

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