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ミドルの鉄板スマホ シャープ「AQUOS sense6」は大容量バッテリーそのままで有機EL&薄型軽量化

2021年09月28日 10時00分更新

 キャリア/SIMフリーで広く販売され、お手頃価格と充実した機能でミドルクラスの鉄板Androidスマホとしておなじみのシャープ「AQUOS sense」シリーズ。今年は他モデルと数字を合わせて「AQUOS sense6」として発表された。

 5G対応で、従来モデル同様に4570mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、有機ELの採用、薄型・軽量化が進められたのが魅力的と言える。発売は今秋以降が予定で、まずはドコモ/auからの発売が予定されている。

シャープの定番ミドルクラス「AQUOS sense6」が発表

IGZO OLEDを新採用
従来モデルより1mm&20g以上の薄型軽量化がうれしい

 そのAQUOS sense6だが、外観は前年モデルの「AQUOS sense5G」「AQUOS sense4」と大きく変わらないように見える。しかし、画面下部にあった指紋センサーが画面内に移動し、狭額縁化が進められている。パネル自体もIGZO液晶からシリーズ初のIGZO OLEDに、サイズは約20.3:9の6.1型と縦方向に拡大されている(従来は19:9の5.8型液晶)。これにより、薄型化(8.9mm→7.9mm)に加え、重量もAQUOS sense5Gの約178gに対して、約156gと大幅な軽量化が実現されている。

前モデルからバッテリー容量は変わらずに1mmの薄型化

 カメラも進化した部分。標準+広角+望遠(光学2倍)の3眼構成に変更はないが、メインの標準レンズは4800万画素と高画素化のほか、F値1.8の明るいレンズ、さらにAQUOS R6の技術を応用した画質エンジン「ProPix3」の採用で、より自然な表現の写真が撮れるとしている。

AQUOS R6の技術を応用した画質エンジンを採用して、カメラは大きく向上したという

 CPUはSnapdragon 690 5Gと前年モデルと変更なしだが、4GB/64GBモデルに加え、6GB/128GBモデルも用意される予定。バッテリー容量は前述のとおりに4570mAhだが、フラグシップ機「AQUOS R6」にも採用された、バッテリー残量が90%に達すると充電を停止し、端末に直接給電してバッテリー負荷を減らす機能により、使用開始3年後もバッテリー容量を90%を維持するとしている。

 おサイフケータイ、防水・防塵にももちろん対応。カラバリはライトカッパー、シルバー、ブラックの3色が用意される。今年もミドルクラスの定番としての存在はしっかり堅持しそうだ。

主要スペック一覧。eSIMやDSDVに対応したモデルも用意されるようだ

シリーズ通算で1000万台を突破したという「AQUOS sense」。ミドルクラスの定番の地位は譲らなさそうだ

  AQUOS
sense6
AQUOS
sense5G
(SIMフリー)
AQUOS
sense4
(SIMフリー)
ディスプレー 6.1型有機EL
(約20.3:9)
5.8型液晶
(19:9)
画面解像度 1080×2432 1080×2280
サイズ 約70×152
×7.9mm
約71×148
×8.9mm
重量 約156g 約178g 約177g
CPU Snapdragon
690 5G
2GHz+1.7GHz
(オクタコア)
Snapdragon
690 5G
2GHz+1.7GHz
(オクタコア)
Snapdragon 720G
2.3GHz+1.8GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 4/6GB 4GB
内蔵ストレージ 64/128GB 64GB
OS Android 11 Android 11 Android 10
無線LAN IEEE802.11ac IEEE802.11ac
カメラ 約4800万画素
+約800万画素
(超広角)
+約800万画素
(光学2倍)
/イン:約800万画素
約1200万画素
+約1200万画素
(超広角)
+約800万画素
(光学2倍)
/イン:約800万画素
防水/防塵 ○/○
(IPX5,8/IP6X)
○/○
(IPX5,8/IP6X)
FeliCa/NFC ○/○ ○/○
バッテリー容量 4570mAh 4570mAh
生体認証 ○(画面内指紋、顔) ○(指紋、顔)
カラバリ ライトカッパー、
シルバー、
ブラック
ライトカッパー、
オリーブシルバー、
ブラック
ライトカッパー、
シルバー、
ブラック

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