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12スレッドのモバイル向けCore i7とGTX 1650 Tiを搭載、メモリーもしっかり16GB

高コスパでも144Hz液晶でガッツリ遊べる! ライトゲーム+メインマシンにも最適な15.6型ノートPC「G-Tune P5-144」

2021年10月01日 11時00分更新

文● 文● 藤田忠 編集●八尋/ASCII
提供: マウスコンピューター

基本性能を各種ベンチマークでチェック

 G-Tune P5-144の概要を把握したあとは、そのパフォーマンスを各種ベンチマークを使ってチェックしていこう。

 テストはノートパソコンの動作をカスタマイズできる同社独自のユーティリティー「CONTROL CENTER」の「Power Modes」で、もっとも高いパフォーマンスを発揮する「パフォーマンス」モードに切り替えて実行している(電源モードはデフォルトの「高パフォーマンス」のまま)。

「CONTROL CENTER」からは、動作モードを切り替えできるほか、キーボードのLEDやファンの動作などをカスタマイズできる

4つのモードに切り替えできる「Power Modes」。デフォルトは「エンターテイメント」が選択されている

「FAN Speed Control」でCPUとGPUファンの回転をコントロールできる。ゲームプレイ中はパフォーマンス優先で常時最大回転にすることもできる

 ファーストセッションは、内蔵ストレージのアクセス速度をみていこう。テスト機にはADATA製NVMe M.2 SSDの512GBモデルが搭載されていた。定番ベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」でチェックしたところ、シーケンシャルリード2100MB/秒、ライト1450MB/秒のパフォーマンスを発揮している。最速クラスとはいえないが、このクラスなら十分高速で、アプリケーションの起動やゲームのロードなどに引っかかりを感じることはない。

テスト機のNVMe M.2 SSDは、PCIe Gen 3.0×4インターフェースを採用するADATA「XPG SX6000 Pro」だった

CrystalDiskMarkの結果

普段使いやオフィスワークの性能をチェック

 続いて、マシンのパフォーマンスを総合的に測定する「PCMark」を実行すると、ホームユース「Essentials」のスコアーは「9079」と優秀で、アプリケーションの起動となる「App Start-up Score」や、ウェブブラウジングの「Web Browsing Score」も「8404」と高くなっている。

「PCMark」の結果。いずれのテストも高スコアーを記録

 ビジネスユースの「Productivity」も「7689」と実用性十分なスコアーで書類、レポートなどの作成や、表計算などのオフィスワークに不満が出ることはないだろう。写真や動画などのコンテンツ制作を測る「Digital Content Creation」も同様で、「6512」と高めになっている。6コア/12スレッドCPUのCore i7-10750Hを搭載しているのもあるが、dGPUにGeForce GTX 1650 Tiを搭載している影響も大きいところだ。

 CPUの処理能力を測る「CINEBENCH R23」も実行すると、Multi Coreが7061pts、Single Coreが1203ptsとなっている。PCMarkのスコアーからもわかるように、十分以上のパフォーマンスを発揮している。

「CINEBENCH R23」の結果

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