「DLH21」に組み込み開始
ここからは「DLH21」に各種パーツを組み込みながら、要所を紹介していこう。「DLH21」はトップパネルを含め、5面のパネルをすべて取り外せるので、各種パーツの取り付けやケーブルの取り回しは比較的しやすくなっている。とはいえ、簡易水冷ユニットを搭載すると、かなりぎゅうぎゅうではある。
電源スイッチなどのインターフェースはトップに装備する
「DLH21」は各パネルにエアホールを備えている
トップパネルはマグネットタイプで簡単に着脱できる。各サイドパネルもローレットネジ固定なので手軽に取り外し可能だ
パネルを取り付けると隠れてしまうが、ホワイトカラーで統一されていると、プレミア感がハンパない
純白マシンの実力はいかに!?
コンパクトPC自作の例に洩れず、ぎゅうぎゅうにパーツが詰め込まれたGIGABYTE「Z590I VISION D」や、「GV-N3070VISION OC-8GD」などのホワイトパーツで組み上げた純白なゲーミングPC。サイドパネルを取り付けると、肝心のホワイトパーツは見えなくなってしまうが、満足度の高い1台になっている。
「DLH21」はボトムにLEDイルミネーションを搭載。発光色は、トップのスイッチで切り替え可能だ
リアパネル側からは、うっすらと「iCUE H100i ELITE CAPELLIX WHITE」のウォーターブロックやファンの発光が洩れている
「VISION」シリーズはBIOS(UEFI)も白色ベースでおしゃれだ
細かくファンの動作をカスタマイズできる「Smart Fan 6」をサポートしている。このツールは他社製マザーボードよりもファンの動作を細かく指定できる優れものだ
8コア/16スレッドでTDP65Wの「Core i7-11700」。オールコア負荷時は4.4GHz前後で動作する
GeForce RTX 3070を搭載する「GV-N3070VISION OC-8GD」。Power Limitが最大100%の非オーバークロックモデルになる
非オーバークロックモデルだが、GPUコアクロックは最大で2000MHz台を記録している
今回組み合わせた簡易水冷ユニットのCorsair「iCUE H100i ELITE CAPELLIX WHITE」は統合ソフトウェア「iCUE」に対応しており、LEDイルミネーションだけでなく、ファンとポンプの回転制御が可能になっている。ゲームの実況配信や、趣味を活かした動画の配信には、PCノイズは禁物。手軽にファンやポンプの回転数を切り替えられるのは重要な要素になる。
Corsair統合ソフトウェアの「iCUE」。Corsair製LEDイルミネーション搭載デバイスの制御や、システム情報のモニタリングが便利
ファンのデフォルト設定は回転数が1800rpm前後となる「安定」だったので、静音重視で「静か」に変更。回転数は1300rpm台で推移する