小田急電鉄は9月21日、MaaSアプリ「EMot(エモット)」において、特急ロマンスカーの特急券の販売(予約・購入サービス)を開始する。
本サービスでは、EMotホーム画面に新設した「特急券タブ」、または複合経路検索結果に表示される「照会・予約」ボタンをタップして手配し、事前に登録したクレジットカード情報に基づき特急券の購入が可能になる。予約した特急券は指定時刻までにEMot内で購入を完了する必要がある。券売機や窓口での購入・発券はできない。
これまで、経路検索結果から「e-Romancecar」サイトへ遷移し、必要情報を都度入力する必要があったが、よりスムーズに特急券を購入できるようになる。また、特急券の予約・購入済み情報を車型のアイコンとともに一覧表示し、チケット管理が可能になる。
対象の販売区間は、小田急線および箱根登山線の各駅(小田原駅~箱根湯本駅のみの利用を除く)を発着する区間。東京メトロ千代田線内、JR御殿場線内(小田急線から御殿場線松田駅発着を除く)は対象外。
今回のサービス拡充によって、EMotで特急券と箱根周遊に便利な「デジタル箱根フリーパス」があわせて購入可能になる。なお、EMotにおける特急券の購入は、既存のチケットレスサービス「ロマンスカー@クラブ」「e-Romancecar」と同様に、空席確認後の座席指定や、列車の変更・払い戻しにも対応している。
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