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子育てを支援する医療アプリ「あんよ」、正式ローンチ

2021年09月09日 11時00分更新

 ジークスは9月9日、子育て医療アプリ「あんよ」を一般向けサービスとして正式ローンチした。

 同社は名古屋大学・名古屋工業大学の学生が2019年に創業したベンチャー企業。昨今では出産を終えた母親が子育てに関する悩みを家庭内で抱え込んでしまい、産後うつになるなど社会問題になっている。同社ではこの課題の解決を目的としたアプリの開発を念頭に、本年2月より東海地方を中心に21の産婦人科・小児科クリニックを運営する医療法人葵鐘会と実証実験を実施。実証実験では葵鐘会グループのクリニックに通院する保護者を対象に試作版アプリを配布し、1000人を超える保護者に使ってもらいながらユーザーアンケートやヒヤリングを通してブラッシュアップし、サービスとして提供。

 あんよでは、現役の小児科医が診察時によく受ける相談内容をQ&Aという形で閲覧できるほか、日常的な悩みをダイレクトQ&Aとして490円/回で現役小児科医に相談することが可能(緊急の対応は想定しておらず、回答までに若干の時間を要する場合がある。また、診察ではないため小児科への受診判断に関しては利用者の判断で行なう)。

 このほか、子供の成長記録や日常の変化などを記録できるカレンダー機能や、加盟クリニックをアプリ上で検索でき診察予約やクリニックからのお知らせを受信することが可能。また、加盟クリニックで取得できるクーポンコードなどを入力することで、ダイレクトQ&Aの無料券を入手できるキャンペーンなども実施予定という。

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