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昨年も好評だったマロンタルトが復活

ハーゲンダッツの微アル(!?)な「バーマロンタルト」はラムの香りにうっとり

2021年09月09日 11時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 肌寒い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。お酒好きな記者ナベコです。今回はお酒ではなく甘いものを紹介。秋の気配が感じられる中、ハーゲンダッツの季節感じる新作はいかがでしょうか。

去年も好評だった「バー マロンタルト」が復活

「ハーゲンダッツ バー『マロンタルト』」319円

 ハーゲンダッツ ジャパンが8月31日に販売開始した「ハーゲンダッツ バー『マロンタルト』」。昨年も好評だった商品で記憶に残っている方も少なくないでしょう。今年も期間限定商品として復活販売されました。

 秋冬にぴったりな大人の味わいのマロンタルトを表現したということ。価格は1本319円。

マロンの季節を愉しみつくす

 マロン……栗は、まさに秋のもの。季節の移り変わりに憂いを感じつつ味わうスイーツとしてふさわしいです。

食べた瞬間のタルト感がキモ

秋の憂いを感じつつ、いただいてみます。

 というわけで秋の憂いを感じつついただいてみます。 ハーゲンダッツのバーシリーズは特徴として外側にしっかりとチョココーティングがなされています。 ハーゲンダッツのアイスというと“リッチで濃厚”といったイメージがあるかと思いますが、バーシリーズもまさしく外側にしっかりとしたチョココーティングを施すことでハーゲンダッツらしい濃厚さや上質さを演出したアイスになっています。

ただのチョココーティングではない!

 「バー マロンタルト」の外側のチョコは、色からしてわかりやすくマロンチョコレート。単純に「マロンチョコおいしそう」とだけ思ってかじりつくと、その瞬間に、サク、ほろほろと、タルトの生地のあの食感! そうです、外側のチョコレートコーティングはただマロン味というだけではなく、なんとタルトがいました。

 余談ですが、読者のみなさまと同じく私もタルトが大好き。小さい頃のド定番と言ったらショートケーキでしたが、少し大人になってからは、ココットのような形の生地でフルーツやクリームを大切そうに包んだあの可愛らしい見た目のタルトが大好きになりました。ふわふわなケーキとは違う、サクサクした食感のアクセントもたまりません。そんな、タルトを食べる時にも胸のときめきが戻ってきます。

ラムの風味が大人向け アルコール分は0.2%

断面はおだてブタの鼻のよう。わかりますかね?

 断面が見えるようにバーを切ってみました。カスタードアイスの中央にはほっこり甘いマロンソースが入っているというのですが、あれ、マロンソースが1本ではなく、2本あります!

 こういったアイスの内側のソースは中央にかたまっていることが多いですが、「バー マロンタルト」は、贅沢なことに2本。さながら東名高速と新東名高速が平行して走っているかのよう。2本にすることでどの角度から食べても必ずソースが口に入るよう計算しつくしたのでしょう。

 構造の盤石さに舌を巻きつつも、食べていくと栗の上質な甘さや、カスタードの優しい風味と共に入ってくる甘い~ラム酒の香りにうっとり。この「バー マロンタルト」はラム(洋酒)を使用していて、アルコール分は0.2%。あえて比べるとすると、最近低アルコールの「微アル」といわれる商品が出てきていて、例えばアサヒの「ビアリー」はアルコール分0.5%。「バー マロンタルト」は0.2%で見方によってはそこまで差がありません。もちろん、アルコール分0.2%で気持ちよくなるかといったら個人的にはそうではないですが、ちょっと洋酒の風味が香るだけでも大人な雰囲気を味わせてくれます。

 なお、アルコール分0.2%は洋酒入りのお菓子としてはとりわけ高い数値ではなく、例えば洋酒入りのチョコレートだとアルコール分3%くらいのものが多いです。

バーアイスは今の時期にぴったり

気になるカロリーはひとつ271kcal

 そんな、ラムが香る大人な味わいの「バー マロンタルト」がただいま発売中です。個人的にポイントだと思うのは、バータイプのアイスって温度が高い夏だと溶ける前に食べなくちゃと焦ってしまうし、寒い季節だとカチコチで苦戦する印象がありますが、今くらいの気温だと暑すぎず、寒すぎず、ちょうど落ち着いて食べられます。このあたりもハーゲンダッツはよく考えているのではないでしょうか。

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