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私→WRC

第18回

今年もWRC・ラリージャパン開催中止! でも私(俺)たちはまだまだ諦めない!

2021年09月08日 21時00分更新

今年もラリージャパンが中止!
来年に切り替えていこう

 今年の11月11~14日に開催予定だった世界ラリー選手権(WRC)の最終戦・ラリージャパン。昨年に引き続き、新型コロナウィルスの影響で今年も中止が発表された。昨年と同じく海外チームの来日の目途が立たなかったためだ。F1の日本GPが中止になった時点で悪い予感はしていたのだが……。

運営事務局からのプレスリリース

 ASCII.jpとウェルパインモータースポーツは、10年以上前に出場したラリージャパンが復活すると聞き、梅本まどか選手をコドライバーに迎え、これまで準備してきた。開催中止は残念だが、もう一度ラリージャパンに出場するという夢が潰えたわけではない! 幸い、ラリージャパンは来年もWRCのカレンダーに入るらしいので(まだ決定ではない)、ASCII.jpとウェルパインモータースポーツは目標を来年に設定しなおし、すでに動き始めているのだ!(レースクイーン誰にしようかな、とか)

今年ドライバーを務めた村田康介選手と、コドライバーの梅本まどか選手。モントレー2021にて

ウェルパインモータースポーツの参戦車両であるGRヤリスRS

 ウェルパインモータースポーツの松井 悠監督によると、参戦スケジュールは今年を踏襲しターマック(舗装路)数戦を予定しているとのこと。ラリージャパンのために使う予定だったお金を来年にまわし、今から準備を進めるようだ。

 それでは、松井監督と、コドライバーである梅本まどか選手からコメントが届いているので紹介しよう。

ウェルパインモータースポーツ代表 松井 悠監督のコメント

 チームとしては当初からラリージャパンを目標に活動していますので、昨年に引き続き今年も中止となってしまい、とても残念です。

さらにカーボンパーツを開発するとのこと

 とは言え、現状を鑑みると適切な判断だと思いますし、主催者さんをはじめ関係者の皆さんの努力も伝え聞いておりますので、引き続き2022年の開催に期待します。

 今年のラリージャパン参戦予算は、GRヤリスのラリー車両製作やカーボンパーツ開発に充てるつもりです。なので、GRヤリスオーナーさんはお楽しみに!

ウェルパインモータースポーツ所属
コドライバー 梅本まどか選手のコメント

 「フォーラムエイト・ラリージャパン2021」の開催断念が発表され、今年もダメだったかぁ、というのが率直な気持ちです。

 私はラリージャパン招致応援団の時からラリージャパンを楽しみにしていて、1年目は招致できず、今年やっとできる! と思っていたらコロナウィルスの影響で、去年・今年と続けて開催断念で悔しい気持ちと悲しい気持ちです。

梅本まどか選手

 去年「来年こそは!」という気持ちになり、でも中々よくならない感染状況の中、ホントに沢山の方がこの判断に至るまで開催に向けて準備をしたり、逆に今、開催してもいいのかと常に検討しながら進めていて、とても大変な毎日だったと思います。今回は残念でしたが、来年こそはWRCを! ラリージャパンをみなさんと楽しめたらいいなと強く願っています!

 また、ウェルパインモータースポーツから参戦する予定と発表していて、このラリージャパンで今年の参戦は終わりだと思っていたのですが……。ラリージャパンの日程で「セントラルラリー2021が行なわれるかも!?」とのウワサが! 監督もどうやら何か考えているようなので、もし参戦するとなったらぜひ応援お願いします!

 ラリージャパンが行なわれるまでに成長できる期間が増えたと考えて、私もほかのラリーに参戦したり、勉強しながら来年に向けて力をつけていきます! 今後とも応援よろしくお願いします。

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