エントリーモデルだからこそわかる
ピュアオーディオの楽しさ!
アイドルがデジタルガジェットのことを勉強したり語ったりしちゃう「純情のアフィリア電脳部」。8月29日発売の「週刊アスキー」では、デノン(DENON)さんの試聴室を訪問して「ピュアオーディオ」について学びつつ、同社110周年モデルなどを実際に試聴体験してきた。
そして本誌に載せられなかった内容を紹介しちゃうこのはみだし版では、より手ごろなエントリーモデルを中心に、ピュアオーディオの楽しさを体験した。
「純情のアフィリア」とは
萌え業界の2大メーカー、志倉千代丸と桃井はるこがダブルプロデュースし、アニメ楽曲のタイアップなども多数担当している学院型ガールズ・ボーカルユニット。葉山カナ、雨宮セラ、桜田アンナ、優希クロエ、東城アミナ、渚カオリ、夏目ベール、そして電脳部部長の寺坂ユミ、という個性的な8人のメンバーが所属している。最近ではTVアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」のオープニングテーマを担当。アイドルファンはもちろん、アニメファンにとっても注目の存在だ。
エントリーモデルのピュアオーディオセットの実力やいかに?
今回の参加メンバーは部長の寺坂ユミ、雨森セラ、桜田アンナの3人。
雨森セラ
●Twitter→@afilia_serrah
桜田アンナ
●Twitter→@j_afilia_anna
寺坂ユミ
●Twitter→@129Ym_afilia
──本誌の時の試聴室とは場所を変えて、今回はコスパに優れたまさにピュアオーディオ入門モデルをみんなに体験してもらおうと思います。
アンナ レコードプレイヤーがある!
──せっかくなのでCDプレーヤーと別に用意してもらいました。ということで、本誌のおさらいですけど、今回置いてあるピュアオーディオの製品なんですが……。
ユミ CDプレイヤー、アンプ、スピーカー、あとはレコードプレーヤーですかね?
──バッチリ!
セラ 入門モデルってどれくらいするんですか?
デノン おおむねひとつ3~5万くらいで買える製品たちです。
ユミ 本誌の時と比べるとすごいお買い得感!
──なので、本当に基本的なCDプレーヤー、プリメインアンプ、スピーカーだけなら全部で12万くらいで買えちゃう計算だね。
【今回試聴した製品】
・プリメインアンプ:PMA-600NE ●デノン 実売価格:4万8000円前後
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-amplifiers_ap/pma600ne_ap
・CDプレーヤー:DCD-600NE ●デノン 実売価格 4万3000円前後
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-amplifiers_ap/pma600ne_ap
・スピーカー:SPEKTOR 1 ●DALI 実売価格2万8000円前後
https://dm-importaudio.jp/dali/lineup/dali/index1154.html
・スピーカー:OBERON1 ●DALI 実売価格5万円前後
https://dm-importaudio.jp/dali/lineup/dali/index1148.html
・レコードプレイヤー:DP-400 ●DALI 実売5万円前後
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-turntablecartridges_ap/dp400_ap
オーディオ好きあるあるをメンバーが体験!
セラ スピーカーが2つあるのは何でですか?
──今回はどれも人気がある製品なんだけど、予算15万としたときにちょっとアップグレードしてみよう、とか機材を追加してみようとかっていうオーディオ好きなら“あるある”な迷い方までを体験してもらおうと思います。
デノン それではまずは、基本の構成でスピーカーは「SPEKTOR 1」にして体験いただきますね。
──ということで、ウェブ上だとこの試聴の間が一瞬に見えちゃうけど、聴いてみてどう?
3人 すごーい!
デノン すごく小さいんですけど、なかなかでしょう(笑
アンナ めっちゃ迫力あった!
ユミ 本当にそうだし、「奥に置いてある大きなスピーカーが鳴っててるの?」みたいな感じで聴こえてきて。それで、近づいてみると実際はこの音がこの小さなスピーカーから出てて不思議な感覚に陥ります。
デノン そう言っていただけるとうれしいですね。デノンのサウンドフィロソフィーが「Vivid&Spacious」なので、空間をこの小さいスピーカーでも感じていただけたのかなと思います。
セラ すごい! 空間、感じました!
ユミ さっきの試聴室で聴いた110周年モデルとペア400万スピーカーのスゴさも改めて感じたんですけど、これはこれでスゴイというか。
セラ このセットはまとまり感がある気がする。
デノン 今回のスピーカーはどちらかというと「音楽を楽しむ」ことに重きを置いたスピーカーなので、そこまで細かい音は出ないんですけど、音楽を聴くぶんには肩に力を入れずに楽しめる良さがあるかなと思います。
ユミ 確かに一体感みたいなのスゴい感じる。めちゃくちゃ良い。
アンナ アンナはこっちの方が好きかもしれない(笑)。
──スピーカーにも種類があって、本誌の時に聴いてもらったのはトールボーイって言われるタイプなんだけど、今回のものはブックシェルフっていうタイプで、小型だからこそのまとまりの良さとか音のスピード感みたいなものが特徴かな。なんか音の傾向とかが違う感じ、伝わるかな?
アンナ なんか、シャープな感じ?
セラ パキッていう感じはするかも。
──なんとなく伝わってる感じでよかったです(笑)
アンナ 曲によって向き不向きが出る感じなんですかね。これでEDMとかかけたら楽しそうみたいな。
──EDMっぽい曲かけてみる? アフィリアだと何だろう?
ユミ 「I WANT TO GRAW」いってみましょう!
──ということで、どうかな?
アンナ シャカシャカ音とか聴こえない?
セラ リバーブの広がり方が伝わってくる! イヤフォンとかで聴く感じとは、また違う感じで楽しい!
デノン 普段ヘッドフォンなどで聴かれていると思うんですが、スピーカーだとコンサートやライブの観客と同じ位置関係で聴くことができるんですよね。「物理的に前」から聴こえてくる感じやそれこそ「空間」で音を楽しめるのはスピーカーを含めたピュアオーディオならではの楽しさだと思います。
ユミ より自然ってことですかね?
デノン そうですね。もちろん、イヤフォンなどとスピーカーとそれぞれの良さがあるんですが、やはり「前から聞こえてくる」っていうのはより自然なんじゃないかなとは思います。みなさんが情熱を込めて歌われていて、エンジニアがそれを表現しようと一生懸命録音したのがこの作品だと思うんです。それをできるだけ良い音で聴いてもらえたら、メーカーとしてはうれしいですね。
セラ 正直、「スゴい買いたい」っていうところまで今来てます(笑)
──いい感じに響いてる?(笑)
セラ 実は元々興味は持っていて。宅録をやりはじめて、歌しか録音してないんですけど、コーラスを入れて振り分けてっていうのが、ヘッドフォンで確認して、さらにスピーカーでも確認した方がいいって話を聞いて迷ってたんです。今回のピュアオーディオとは違うかもだけど、ヘッドフォンとスピーカーって結構違うんだなって今すごく納得してます。
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