最新PCからちょっと前のPCまで、『アナテイ』の快適さをチェック!
9年前のPCでもほぼ30fpsと快適!『精霊幻想記アナザーテイル』の魅力とその軽さに迫る
2021年09月03日 18時00分更新
以前、『ビビッドアーミー』の紹介記事で、スマートフォン(スマホ)の性能によって、どれぐらいブラウザーゲームの快適度が変わるかを紹介した。あまり意識していない人もいるが、スマホやパソコン(PC)でゲームをプレイする際、その端末の性能によって当然ゲームの起動時間や動作の重さなど快適度が変わる。
そのため、PCでプレイできるゲームは、最低スペックや推奨スペックなど、動作の目安を示している。AAAと呼ばれる3Dで映像を重視したゲームほど動作は重く、ミドルクラス以上のビデオカードを搭載した20万円以上のゲーミングPCが必要となる。また、ゲームはより高解像度になると、動作は重くなる。解像度は、ディスプレーとゲームが対応する表示まで出力でき、一般的なフルHD(1920×1080ドット)以上になると、ゲームによってはミドルクラス以上のビデオカードが必要になる。
一方で、CTWが運営するゲームサービス「G123」は、HTML5対応のブラウザーであれば動作するとされている。Windows 10標準搭載のMicrosoft EdgeやGoogle Chrome、Firefoxなどの主要ブラウザーはHTML5に対応するため、古くからあり更新が止まっているマニアックなブラウザーでも使わない限りは動作する。ブラウザーゲームは、非常に動作が軽く、最新のPCであれば快適に動作するが、古いPC、なかでも低スペックのPCだと、CPUやメモリー使用率の圧迫以外にも、通信速度が遅いことにより動作に差が生まれる。
そこで今回は、G123で絶賛配信中の『精霊幻想記アナザーテイル』がどれぐらい古く、低スペックのPCでも動作するか検証してみた。
ゲームオリジナルの主人公でアニメ「精霊幻想記」のキャラクターと一緒に冒険
ゲームは、現在絶賛放送&配信中のアニメ「精霊幻想記」を原作としたファンタジーRPG。プレイヤーはゲームオリジナルの主人公を選び、名を上げるために「精霊幻想記」のキャラクターや精霊を仲間に加えながら、戦いを繰り広げていく。
本作はいわゆる放置系RPGと言われるタイプのゲームで、自動で戦闘が進んでいく。プレイヤーは、パーティの編成、主人公を含めたキャラクターの強化、その時に発生しているイベント戦闘に挑戦するかどうか、仲間をゲットするためにガチャに挑戦するかなどでゲームに介入できる。
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ゲームを始めると、この「冒険」画面になる。キャラクターたちは自動で行動し、戦いも自動で発生。「ミッション」を選んで任務をこなすと、豪華なアイテムやゲームを有利に進められるVIPがもらえるので、まずはここを確認してみよう
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ゲームのメイン画面の1つとなる「王都」。ガチャが引ける「次元の狭間」や強化アイテムが購入できる「商店」といったように、さまざまな施設がある。初めは施設が少ないけれど、主人公のレベルや「鍛錬の塔」を階層を上げていくことで新たな施設が開放されていく
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戦闘はパーティバトル。主人公以外、誰を出すかはプレイヤーが自由に選べる。ただし、属性による強弱があるので、戦う敵にあわせてパーティメンバーは入れ替えるのがオススメ。なお、体力を回復できる仲間は必ずメンバーに入れておきたい
主人公、仲間キャラ、支援キャラを強化しよう!
戦闘に参加するパーティには、主人公とガチャなどでゲットした仲間キャラクター、そして支援キャラクターを1体入れられる。そのパーティメンバーを強くしていくのも、本作の楽しみの1つ。
各キャラクターは、主人公なら各種武具の装備、仲間キャラクターなら魔石を消費、支援キャラクターは成長石の消費でレベルアップできる。さらに仲間キャラクターと支援キャラクターは、「突破」といって、特定のアイテムを消費することでレベルの上限を解放することが可能。
なお、これらのアイテムは毎日ログインやイベント達成時の報酬など、冒険をしていると自然とゲットできる(商店などで購入も可能)。がっつりプレイする時間がなくても自然と溜まっていくので、気軽に挑戦できるのもポイントだ。
コンシューマーRPGのようなストーリーはないものの、本作はキャラクターの育成とバトルという、RPGの楽しみを十分に堪能できる内容になっている。長時間ゲームは遊べないけれどもファンタジーRPGを楽しみたいという人にぴったりだ。
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