場所を問わず、安全にデジタル中心の業務を
いま起きているのは3つのトレンドだという。
ひとつめが、場所やデバイスを選ばずに働ける効率的でシームレスにどれとでもコラボできること。「すべてのエンタープライズ企業は、そのような働き方に移行している」とする。2つめは、デジタルファーストである。「顧客、パートナー、従業員のやりとりはすべてデジタル化されている。デジタル化が当たり前の世界になっている」とする。3つめがセキュリティだ。「サイバーセキュリティ、データプライバシー、ラムサムウェア攻撃をはじめ、昨今の事象が課題を浮き彫りにしており、セキュリティは誰もが避けては通れない課題になっている」とする。
そして、「この3つのトレンドに対応できる企業が市場をリードし、迅速なコラボレーション、効果的な顧客サービス、従業員との効率的なコラボレーションを実現できる。逆に、トレンドに対応できない企業は変化に遅れをとることになる。乗り遅れないための鍵は、コンテンツをいかに活用するかである。コンテンツは、あらゆるビジネスの中心になる」と語る。
ライフサイエンス分野では、コンテンツ管理の効率化が治験を加速させ、研究開発資料の共有や、研究機関や大学によるコラボレーションが医療によるブレイクスルーを生み出し、その鍵がコンテンツの活用になっている。官公庁や自治体では、デジタル化と自動管理を進め、紙ベースの業務をクラウドへと移行することで、、デジタルファーストのエクスペリエンスを実現。市民サービスを刷新している。建設分野では取引先との契約書をシンプルに管理し、設計図やプロジェクトプランをデジタル化し、建設プロジェクトの変革を推進。金融サービス分野においては、顧客とアドバイザーのセキュアなコラボが不可欠となり、あらゆる業務のデジタル化を通じて、新規顧客の獲得や調査結果の提供などを実現している。メディア・エンターテイメント分野では、制作工程が分散化するなかで、映像制作、配信、マーケティング、キャンペーンの効率化がこれまで以上に重要になっており、そこにコンテンツ管理が重要な役割を果たしている。
「最強のコンテンツプラットフォームが、企業における新たなユースケースを可能にし、単一のセキュアなプラットフォームが完全なコンテンツジャーニーを実現する。これがBoxのコンテンツクラウドビジョンである」と語る。
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