ASUS JAPANは18日、海外では5月に発表した新ハイエンドモデル「Zenfone 8」「Zenfone 8 Flip」の国内リリースを発表した。ともに8月20日に発売される。価格は7万9800円~と8万6800円~。
70mmを切る筐体にスナドラ888に防水対応で、FeliCa対応も
スキのない仕様のコンパクトハイエンド機「Zenfone 8」
まずはZenfone 8。横幅約68.5mmというコンパクトな筐体に、Snapdragon 888や120Hzリフレッシュレート対応ディスプレー、最大16GBのメモリーなどのハイエンドスペックを盛り込みつつ、さらに防水・防塵に対応するなど、これまでのZenfoneシリーズにはないコンセプトの製品となっている。さらに国内版はZenfoneシリーズ初のFeliCaもサポート。日本のユーザーにとっては待望の1台とも言える内容だろう。
まずは性能面。ROG Phone 5でも知られる同社だけに、性能面でも妥協が無い仕上がりとなっている。SoCはSnapdragon 888で、8GBまたは16GB搭載されるメインメモリーには、6400Mbps動作のLPDDR5メモリーを採用。Antutu 9でのスコアは78万点を超えることを編集部でも確認した。また小型の筐体に収納するため、インターポーザ基板を採用し、62%のサイズダウンを実現している。
ゲームや動画を楽しむためには重要なディスプレーにも120Hzリフレッシュレート対応のサムスン製5.9型有機ELパネルを採用。タッチサンプリングレートも240Hzと高く、さらに表面はGorilla Glass Vitcusで保護されている。
小型スマホでもバッテリー容量は4000mAhとしっかりと確保。最大30W対応で、25分で60%までの急速充電が可能。また単純に容量が大きいだけでなく、低速充電や予約充電などバッテリーセルをケアする機能も搭載されており、最大2倍のバッテリー寿命が実現されているという。
カメラについては、標準+超広角の2眼構成でともにソニー製センサー。標準カメラは6400万画素のIMX686で、光学式手ぶれ補正機構も装備されている。また、超広角カメラは4cmの接写に対応し、マクロカメラとしての役割も果たす。そのほかイヤホン端子もしっかり装備するほか、本体にはデュアルステレオスピーカーを内蔵。生体認証は画面内指紋センサーと顔認証のダブルとスキのない仕様になっている。
カラバリはオブシディアンブラック、ムーンライトホワイト、ホライゾンシルバーの3色。それぞれにメモリー/ストレージが8GB/128GB、8GB/256GB、16GB/256GBの3モデルが用意されており、価格は7万9800円、9万2800円、10万8800円。
ASUS「Zenfone 8」の主なスペック | |||
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ディスプレー | 5.9型有機EL(20:9) 120Hzリフレッシュレート対応 |
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画面解像度 | 1080×2400 | ||
サイズ | 約68.5×148×8.9mm | ||
重量 | 約169g | ||
CPU | Snapdragon 888 5G(オクタコア) | ||
内蔵メモリー | 8GB | 16GB | |
内蔵ストレージ | 128GB | 256GB | |
外部ストレージ | ― | ||
OS | Android 11 | ||
対応バンド | 5G NR:n1/n2/n3/n5/n7/n8 /n12/n20/n28/n38/n77/n78 LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20 /26/28/34/38/39/40/41/42 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
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CA対応 | ○(6CC) | ||
無線LAN | Wi-Fi 6 | ||
FeliCa | ○ | ||
カメラ画素数 | 64メガ(標準)+12メガ(超広角) イン:12メガ |
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バッテリー容量 | 4000mAh(最大30W充電対応) | ||
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) | ||
防水・防塵 | ○(IP68) | ||
SIM | nanoSIM×2 | ||
USB端子 | Type-C | ||
イヤホン | ○ | ||
カラバリ | オブシディアンブラック、ムーンライトホワイト、ホライゾンシルバー | ||
発売時期 | 8月20日 | ||
価格(税込) | 7万9800円 | 9万2800円 | 10万8800円 |
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