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世界的に注目のHonda「新型シビック」撮影会に参加したので細部までフォトレポ!

2021年08月22日 12時00分更新

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、4年ぶりにフルモデルチェンジをしたHondaの「新型シビック」を千葉県にある「かずさアカデミアパーク」に偵察に行ってきました。まだ試乗はできませんでしたが、実際に見せてもらえましたので、写真でレポートします!

新型シビックってどんな車?

 フルモデルチェンジされて、デザインがガラッと変わったHonda「CIVIC(シビック)」。流れるようなボディーライン&シンプルで上質感溢れるデザインが特徴で、公開されるやいなやSNSでもかなり話題になっていましたよね~!

 生まれながらにしてインターネット環境で育った、20代をターゲット層にしているということもあり、先進デバイスが車内で使える&内外装デザインがジェンダーレスでシンプルなデザインに統一されています。また、ターゲットユーザーの価値観を研究するために自宅訪問もしたとのこと。Hondaのクルマづくりの基本である「人中心」の考え方を色濃く受け継いだ車といえそうです。

 まだ試乗はできないので、今回はデザインを徹底的に紹介します。ちなみに、私が見せてもらったのは「EX」というグレードです。それではさっそく、いってみよ~!

爽快感を味わえる外観デザイン

 新型シビックの開発コンセプトは「爽快感」。新型シビックに乗ることで、ささやかだけど、つかの間の爽快感を味わってほしいという思いが込められているそうです。

●フロントフェイス

ボディーとフェンダーの張り出しを薄くすることによって、低重心でタイヤがしっかりと際立っています

フロントガラスには窓の映り込みがないように、徹底的に研究されています。実際に運転席に座りましたが、視界がクリアで運転しやすそうです

細く切れ長なライトの中央にある丸いライトが、瞳っぽさを演出しています

サイドライン

 フロントからリアまで、水平基調のラインが大きな特徴になっています。ボディーが薄く、タイヤが大きく見えます。Aピラーの位置を下げることによって、コーナーの先が見渡せる&流線形のボディーラインを実現できたそうです。後席の窓ガラスのショルダーラインを下げることによって、リアタイヤの張り出しを大きく見せています。

●リアまわり

先代シビックに装着されていた樹脂スポイラー部分を取り除き、ルーフボリュームを低減しています。それによって、よりなめらかなルーフラインにイメージチェンジしています

リアコンビネーションランプは「C」の形をしています(CIVICのCでしょうか)。両サイドが光ることによって、ロー&ワイドが強調されています

 なお、ボディーカラーは5種類がラインアップされています。ボディーカラーによってイメージがガラッと変わるので、選ぶのが楽しそうですね。実用性や快適性のなかにデザイン性を組むというHondaの本気を感じました。

広く開放感のあるインテリアデザイン

 車内は見た目からは想像のつかないほど、広く解放感がありました。先代モデルよりも、低重心で流れるようなプロポーションになりましたが、車内は広くなったそうです。

全体的にブラックで統一され、上質感溢れる雰囲気になっています

ドアノブの横にあるラインは、ライトを付けると赤く光ります。ブラックで統一された車内に赤いラインが浮かび上がると、ラグジュアリーな感じになります

ハンドルは赤ステッチ&ピアノブラックで、上品でスポーティーな雰囲気になっています

●実用性が気になる収納

 使いやすいように、かなり細かいところまで考えられていました。注目してほしいのは、センターコンソールにあるカップホルダーです。

ドリンクを取り出しやすいように、シフトレバーとカップホルダーを並列に配置しているんです。シフトレバーは5度傾斜させ、握りやすくなっています

後席のカップホルダーは、左右で大きさが違います。コンビニで売ってある紙コップのコーヒー、ペットボトルなどサイズを選ばす置くことができます

コンソールボックスは、ボタンを押すと自動でこの角度まで開きます

手動で押し上げると、90度開くようになっています。箱ティッシュが入るくらいの深さがあり、底の部分には滑り止めが付いているのもGoodポイントです

鍵のような小物を置けるようになっているのですが……

パカッと外れて、位置を変えることも可能です

●運転席も助手席も快適な居住性

 シートは、サイドが合皮で中央部分がスウェードになっています。スウェード生地に、小さな穴が空いているのですが、その隙間から見える赤が素敵。なんて芸が細かいんだ……。運転席&助手席のシートは、後席につくくらい下げることができます。後席の荷物をとるのも楽々♪

 後席は、158cmの私が座るとこんな感じです。足元はかなり余裕があるので、180cmくらいの男性が座っても充分なスペースがありそうです。頭上のスペースは、こぶし2個分なので狭いと感じる人もいるかもしれません。座席がお尻にいくにつれて下がっているので、座りやすい&ヘッドクリアランスを確保できているのだと思います。

ドアノブは、握りやすいように手の形にフィットするようになっています。ついついスリスリしたくなるんです、この形……

新型シビックの試乗レポも、乞うご期待!

 なお、新型シビックは2グレードが用意されており、LXが319万円、EXが353万9800円となっています。走りをより楽しめる6段MTも用意されているとのことなので、各グレードの詳細も含め試乗したレポートは、試乗車が用意され次第させていただきます!

 また、新型シビック偵察レポートはYouTube「矢田部明子のガレージライフ」でも公開しています。よろしければご覧ください。

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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