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ワンビシアーカイブズとNTT Comがサービス連携、企業間取引の電子化を実現するプラットフォームを提供開始

2021年08月11日 19時30分更新

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は8月11日、ワンビシアーカイブズとのサービス連携により、見積から請求に至る企業間取引の電子化を実現するプラットフォームを提供開始した。

 ワンビシアーカイブズが提供する電子契約サービス「WAN-Sign」、NTT Comが提供するクラウド型請求書電子化サービス「BConnectionデジタルトレード」のサービス連携によるもの。WAN-Singは電子契約書の作成、署名、保存など電子契約に必要となる機能を提供し、BConnectionデジタルトレードは電子見積・請求書の作成、取り交わし・保存など電子見積・請求に必要となる機能を提供する。

 サービス連携により、見積から請求に至る一連の企業間取引が電子化によりオンラインで実施可能となる。書面の郵送が不要となり、リアルタイムな企業間取引を実現でき、リモートワークやペーパーレス化を推進することが可能となる。WAN-Signで管理する契約書における契約金額をもとにBConnectionで請求書を作成するなど、それぞれのサービスを一気通貫に利用でき企業間取引の効率化を図ることが可能。

 2023年より導入されるインボイス制度に準拠した適格請求書の発行が可能なため、インボイス制度に伴い適格請求書発行に対応するシステムを準備する必要がない。また、顧客企業のERPシステムとAPI連携を行なうことで、で大規模なシステム改修をすることなく請求金額や内訳など請求情報をERPシステムに転記する際のミス削減や業務効率化に貢献するとしている。

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