ASUS IoTとサイバーリンクと提携
AI顔認識エンジン「FaceMe」とシングルボードコンピューター「Tinker Board 2」がセットになった顔認証エッジAI開発キットの作成を発表
ASUS IoTは8月6日、サイバーリンクと提携し、AI顔認識エンジンFaceMeをASUS IoTのシングルボードコンピューター(SBC)Tinker Board 2に統合したASUS IoT顔認証エッジAI開発キットを作成することを発表した。
ASUS IoT Tinker Board 2は、Android 10のOSに対応したArmベースのシングルボードコンピューター。高いパフォーマンスと豊富な有線・無線接続機能を提供し、デュアル4K画面出力に対応した本製品は、デジタルサイネージ、キオスク端末などに容易に導入でき、小売業/公共サービス/接客業/医療などに最適なソリューションだという。
一方、FaceMeはアメリカ国立標準技術研究所の顔認識ベンダーテストにより、世界で最も精度の高い顔認識エンジンとして評価されており、新しい顔認識エッジAI開発キットと連携して、幅広いIoTおよびAIoTデバイスで顔認識を可能にする柔軟なソリューションを提供できるとしている。
FaceMeとTinker Board 2がセットになった顔認証エッジAI開発キットは、デジタルサイネージのソリューションとして導入することで、リアルタイムに顔を検出し、年齢/性別/表情などの属性を正確に識別し、訪問者のトラフィックに関する貴重なデータを動的に提供することが可能。
本連携により今後、小売業、公共サービス、接客業などの現場で、セキュリティー、アクセス制御、訪問者管理、非接触体験にすぐに導入できる完全に統合された顔認識機能を提供できるという。
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