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NTT東日本の「シン・テレワークシステム」にHTML5版が登場、ブラウザーだけで利用可能に

2021年08月05日 18時30分更新

 東日本電信電話(NTT東日本)は8月5日、「シン・テレワークシステム」のHTML5版の開発し提供を開始した。

 シン・テレワークシステムは無償のシンクライアント型VPNを活用してテレワークを支援するシステム。NTT東日本コロナ対策プロジェクト特殊局(仮設)およびIPA 産業サイバーセキュリティーセンター サイバー技術研究室が共同で構築。筑波大学OPENプロジェクト、KADOKAWA Connected、ソフトイーサなど複数組織の連携協力により実現。2020年4月21日より提供され、7月末時点でおよそ17万人が利用しているという。

 これまでWindows OSのみの対応だったが、「自宅のMacやChromebookなどから利用したい」という要望が多く寄せられたことを受け、新たなソフトウェア開発を行ない、自宅側端末のOSを問わずブラウザーからの接続を可能とする「HTML5版」を開発。HTML5版を使用すると自宅側端末には一切アプリケーションをインストールすることなく、いつでもどの端末からでも職場PCの画面にアクセス可能となる。

 なお、当初2021年10月31日までとしていた実証実験期間を2022年3月31日まで延長する。終了する場合は終了6ヵ月前までに発表するとしている。

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