いろいろは8月3日、企業や店舗のLINE公式アカウントで顧客とのコミュニケーション・集客・プロモーションをサポートするサービス「いろいろらいん」をリリースした。
当初のリリースは8月下旬の予定だったが、初期開発、協力企業によるトライアル利用でのフィードバックに基づく機能強化が順調に進んだため、およそ3週間リリースを前倒しすることになったという。
生活インフラとして定着した「LINE」を基盤とした「LINE公式アカウント」が、多くの企業や店舗と顧客とのコミュニケーションの基盤となる可能性に着目し、LINE公式アカウントを効果的に活用することで、企業や店舗がもっと簡単に、より効果的に顧客とのコミュニケーションを実現するためのツールとして開発。
「ターゲットを絞り込んだメッセージ配信」「会員証やスタンプカードやクーポン」「顧客情報管理のためのデータベース構築」などの機能が用意される。ターゲットの絞り込みでは、属性や利用店舗、購買情報などの顧客データを組み合わせて顧客を絞り込み、セグメントすることにより、PRなどのメッセージを効果的に配信できる。
LINEに会員証やスタンプカード機能を持たせることが可能となり、紙の会員証やスタンプカードや個別アプリのダウンロードは不要となり、さらにプレゼント・割引・ポイントアップなどのクーポンも配信可能。また、友だち登録をしたユーザーの情報を管理できることから、いろいろらいんだけで独自の顧客データベースの構築も可能となる。
今後新たな機能やオプションの追加も予定しているほか、チャットボットやMAツール、顧客管理システムなど、企業や店舗で既に利用しているシステムとの連携も可能な設計を採用している。料金プランは送信数に基づく3つのプランが用意されている。
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