Googleは7月30日、同社ブログにてGoogle マップとGoogle検索で近隣の新型コロナワクチンの接種会場を表示する機能を実装したと発表した。
パンデミックにおいて、Googleは安全と健康を維持するために必要な情報をみつけるための支援や中小企業を始めとするローカルビジネスへの支援を行なっており、厚生労働省が進める予防接種の取り組みへ支援も取り組んでいる。
今回、取り組みの一環として、新型コロナウイルスのワクチンに関する正確でタイムリーな情報を見つけやすくするためにGoogleマップとGoogle検索でワクチン接種会場や地域の情報の表示を開始。
Googleマップでは、防衛省が提供する大規模接種センターおよび厚生労働省のコロナワクチンナビに登録されているワクチンが接種できる3万件以上の医療機関の情報を基に、近隣のワクチン接種会場を表示。表示される情報には、一般向けまたは予約が必要かどうか、利用が特定の集団に限定されているかどうかなどの詳細が含まれる。予防接種会場に関する情報の収集と利用では、Googleでは防衛省や厚生労働省を含む政府機関などの信頼性の高い情報提供者と協力しているという。
また、ワクチン接種場所や予約に関してで医療機関への問い合わせが増えていることを受け、医療機関向けにはGoogleマイビジネスとGoogleフォームを活用して、オンライン上で無料でワクチン在庫や接種対応状況を発信したり、ワクチン接種キャンセル待ち受付フォームを作成する方法を紹介している。
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