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コロナ禍に際して人々の動向はどう変化した? Google検索から分析

2020年12月14日 18時00分更新

 生活動向に関する週次調査とGoogle検索の動向を元に分析したもの。自粛要請など行動に制約があるなか、余暇の満足度は右肩上がりに上昇し、その後も高い水準を維持していると分析している。

 行動変化として「おうち時間」の充実を挙げており、居住空間内で余暇を充実させるという動きが「電子楽器」や「観葉植物」、「マッサージ機」「プロジェクター」といった検索量に表れ、緊急事態宣言が発令された4月中旬以降、去年よりも高い水準を維持している。また、音楽配信サービスの利用率も増加し、”ながら”コンテンツの人気が高まっている。

 外出制限が全面的に解除された6月19日以降は「グランピング」や「キャンプ場」などの検索量が増える傾向を示しており、外出自粛と行動制限に対する反作用として、開放感を感じる場所への注目が高まり、「休日の過ごし方」の行動変化がうかがえる。

 このほか、敬老の日のギフトに関する検索量が増加している、人との接触や移動が制限されるなかで人々は「ギフト」によって積極的なコミュニケーションを取るようになったことが見て取れる。また、「エアコン」や「おせち」の検索が昨年より早い段階で上昇傾向を見せており、おうち時間の充実が商戦期にも影響を及ぼしていると予想している。

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