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モバイルWSですが、待望のX1 Extremeの新型と同じデザインです!

レノボがThinkPadの最強WSモデル「ThinkPad P1 Gen 4」を発売! 5Gモデムも内蔵可

2021年08月03日 11時00分更新

 レノボは8月3日に「ThinkPad P1 Gen 4」を発売した。完全な新設計で、旧モデルと同サイズながら、ディスプレーを16:10の16インチに拡大し、冷却機構も一新して、上位のGPU搭載を可能にするとともに5Gモデムも内蔵できるようになっている。

 日本でも7月30日に発売となった最強X1の「ThinkPad X1 Extreme Gen4」の兄弟機で、GPUをRTXの30系からA系に乗せ換えたモバイル・ワークステーション・マシンである。

右が新モデル「ThinkPad P1 Gen4」

16型大画面にRTX A5000、5Gモデムも搭載可能に
「ThinkPad P1 Gen4」

 CPUには最新の第11世代Core i7/i9のHプロセッサーに加え、Xeon Wも選択が可能で、GPUにはNVIDIA RTX A5000/4000/3000/2000/T1200を搭載する。メインメモリーは最大64GB、ストレージは最大4TB(2TB M.2 SSD×2)である。

 内部の冷却機構は3種類を用意しており、内蔵するGPUによって、搭載するユニットが変わり、より高効率・コスト向上に寄与している。吸気は底面に加え、キーボード面からも取り入れる機構を新たに設計し、効率を向上したうえで、ThinkPadの耐水性や防塵能力は維持している。

底面のスリットが広くなっており、最上位モデルではベイパーチャンバーを使った冷却ユニットが搭載される

キーボードはテンキーレスで、両サイドにスピーカーが設置されている(写真はUS配列モデル)

 ディスプレーはすべて16:10の16インチで、WQUXGA IPS液晶(3840×2400ドット)マルチタッチ対応と、WQUXGA IPS液晶(3840×2400ドット)、WQXGA IPS液晶(2560×1600ドット)の3種類を提供し、WQUXGAモデルにはX-Rite Pantone ファクトリー・カラー・キャリブレーション機能を標準搭載する。WQUXGAでは600NIT、AdobeRGB 100%も実現している。

16対10比率になって、画面下部の額縁も狭くなった

 インターフェースはUSB4(Thunderbolt 4対応)×2、USB 3.2 Gen1×2(内、Powered×1)、HDMI、SDカード、コンボ・ジャックとフル装備で、バッテリー駆動時間は最大13.7時間となっている。

電源ユニットは3種類が用意され、専用端子から供給される(写真上左端)。

 サイズは359.5×253.8×17.7(タッチ非対応)/18.2(タッチ対応)mmで、重量はタッチ非対応が1.81kg、タッチ対応が1.86kg。価格は37万8400円からで、8月3日の発売となる。

天板はThinkPadおなじみのマットブラック塗装である

従来デザインでテンキー内蔵のコスパモデル
「ThinkPad P15v Gen 2」

こちらはテンキー内蔵のキーボードを搭載する

 こちらは従来モデルの機能向上版で、CPUは新たに第11世代のCore i9/7/5のHプロセッサーに、GPUはRTX A2000/T1200/T600で、ディスプレーは15.6インチ UHD IPS液晶(3840×2160ドット)または、FHD IPS液晶(1920×1080ドット)マルチタッチまたはタッチ非対応、FHD 100%sRGB IPS液晶(1920×1080ドット)で、UHDモデルにはFactory Color Calibration機能を標準搭載する。

 インターフェースはUSB4(Thunderbolt 4対応)、USB 3.2 Gen1×2(内、Powered×1)、HDMI、RJ-45、SDカード、コンボ・ジャックで、バッテリー駆動時間は最大9.5時間。

 サイズは366.5×250×21.17-24.2mmで、重量は2.07kg。価格は27万600円からで、8月3日発売である。

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