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4KではFPSの向上が絶大!「AMD FidelityFX Super Resolution」の効果を大検証

2021年08月03日 11時00分更新

若干GeForceが有利な「Anno 1800」

「Anno 1800」はFSR提供開始早々に対応を果たしたゲームだ。これもThe Riftbrakerと同様に、まずはフレームレートの違いを見てみる。APIはDirectX 12、画質は最高画質設定とし、Anno 1800と同時にインストールされるベンチマークツールで検証した。ログに記載されるベンチマークシーケンス全体の平均フレームレートで比較する。

「Anno 1800」の設定ツール。選択肢は日本語化されているが、グラフでは他のゲームと表記を合わせ、英語版表記で記載している

「Anno 1800」1920×1080ドット時のフレームレート

「Anno 1800」2560×1440ドット時のフレームレート

「Anno 1800」3840×2160ドット時のフレームレート

 FSRオフ時のフレームレートから分かる通り、Anno 1800では同格のRadeon/GeForceで比較した場合GeForceの方はフレームレートが出やすい傾向がある。そしてFSRを利用した状態でも、その傾向は一切変化せずフレームレートが伸びる。ただFSRオフ時を100%とした時の平均フレームレートの伸びに注目すると、RX 6800 XTが154%/183%/221%(それぞれフルHD/WQHD/4K時)なのに対し、RTX 3080では143%/181%/227%となり、フルHD〜WQHDではRX 6800 XTの方がFSRのメリットをわずかに強く享受できる。

 4KではRTX 3080の方が伸びるのはこれまでのRX 6800 XTレビュー(前編:https://ascii.jp/elem/000/004/034/4034588/、後編:https://ascii.jp/elem/000/004/035/4035398/)でも観測されていることであり、RX 6800 XTのメモリーバス幅の狭さがボトルネックに起因すると考えられる。

 ではRX 6800 XT環境でAnno 1800の画質比較に入ろう。まずはフルHDから。

1920×1080ドット、FSR Performance設定時

1920×1080ドット、FSR Balanced設定時

1920×1080ドット、FSR Quality設定時

1920×1080ドット、FSR Ultra Quality設定時

1920×1080ドット、FSRオフ時

 FSRの設定をPerformance寄りにするほど建物や堤防などのディテールが粗くなるが、FSR Quality設定より上にすると粗もそれほど目立たなくなる。続いて4K時の画質も見ておこう。こちらも帯域を節約するためリンク先の画像はフルHDに縮小して掲載している。

3840×2160ドット、FSR Performance設定時

3840×2160ドット、FSR Balanced設定時

3840×2160ドット、FSR Quality設定時

3840×2160ドット、FSR Ultra Quality設定時

3840×2160ドット、FSRオフ時

 4KだとFSR Performance設定時でも(フルHDほど)粗が目に付かない。若干眠い感じがする程度に収まっている。3解像度&5 FSR設定それぞれの画質の違いを一覧化した画像も見ておこう。

Anno 1800のFSR設定(横方向)と解像度(縦方向)による画質の違いを1枚の画像にまとめたもの

 フルHDでFSRを使うと内部解像度低下による画面のボケ感が目立つが、WQHD→4Kと解像度が上がるほどにFSRを強めに(Performance寄りに)設定してもボケ感は目立たなくなる。フルHD&FSRオフ時の画質なら、WQHDならFSR Ultra QualityまたはQuality設定で、4KならばBalancedやPerformance設定が同等といえるラインとなるだろう。

 最後に4Kプレイ時におけるVRAM消費量を比較しておこう。

Anno 1800を4K最高画質かつFSRオフでプレイした時のVRAM消費量。これは実際にプレイした時のもの

Anno 1800を4K最高画質かつFSR Performance設定でプレイした時のVRAM消費量

 Anno 1800の場合4K&FSRオフでもVRAM消費量は6GBに満たないが、FSRをPerformance設定にすることでVRAM消費量を1GB減らすことができた。だがフレームレートが上がった分CPU占有率は9%→17%に増大している。

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