北九州市が主催するビジネス創出プロジェクト「IoT Maker’s Project」は7月21日より、2021年度のプロジェクトに参加を希望する企業や個人、学生チームの募集を開始している。
本プロジェクトは、IoTに関連した「事業アイデア」を数ヵ月で「プロトタイプ完成」へと導く全国初という試み。採択チームには共創企業から100万円の開発資金を提供し、ビジネス開発/ものづくりのプロ集団であるメンター陣がプロジェクト推進を強力にサポートすることで、プロトタイプ完成までを徹底的に支援。さらにその先には事業化を見据え、共創企業との連携や北九州市のフィールドを使った実証実験を行なうチャンスがあるという。過去の取組みでは、本プロジェクトをきっかけに共創企業との新規事業やコラボレーションが実現した。
応募は全国から可能で、エリアを問わない。技術や経験は一切不要で、必要なのは“事業アイデア”と“熱意”だけとしている。対象はスタートアップ企業や創業を目指す個人、学生チームなど。募集するビジネスプランのテーマは、共創企業から提示される。テーマを提示した共創企業と一緒にビジネスプランを磨き上げながら、本格的な事業化に向けた取り組みが期待できるという。
2021年度プロジェクトは、「自由テーマ」「特定テーマ」共に第一交通産業、ドーワテクノス、トヨタ自動車九州、ラックが参加している。7月30日に事業説明会(オンライン)、8月29日に応募締め切り、9月初旬に一次審査の結果が通知される。詳細な募集テーマやスケジュールは、本年度プロジェクトの募集要項から確認できる。
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