「進入禁止エリア」や「通行規制エリア」などを地図上に表示
Yahoo!カーナビ、東京2020オリンピック・パラリンピック時の関係者輸送ルートの回避などが可能に
ヤフーは7月19日、同社が提供するiOS/Android向けのカーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」に、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」(以下、東京2020大会)における「関係者輸送ルート」や「進入禁止エリア」「通行規制エリア」などを回避・確認できる機能を実装した。
東京2020組織委員会は、東京2020大会に出場する選手などの関係者を、安全かつ効率的に輸送するための関係者輸送ルートを設定している。また、競技会場周辺の一般道路における混雑を防ぐため、一般車両の通行を禁止する進入禁止エリアや、規制標識を設置し通過交通を制限する通行規制エリア、案内看板などにより会場近くを通り抜けしようとする車両に迂回を促す「迂回エリア」なども設定しており、一般車両は普段利用している道路の一部の使用が制限される予定だ。
Yahoo!カーナビは今回、これらの最新の道路状況に対応した機能を実装した。目的地を検索後、画面に表示される「回避ルートを利用」をタップし、検索結果画面右下に「回避ルートON」と表示されると、自動的に関係者輸送ルートの回避ルートが提案される。また、進入禁止エリア、通行規制エリア、迂回エリアも地図上で確認でき、「いつもは通れるのに、今日は通行止めで予定よりも移動に時間がかかってしまった」などの運転上のストレスを感じることなく、目的地へのスムーズな移動が可能になるとしている。
Yahoo!カーナビは、東京2020大会終了後も、外部企業・団体の情報を活用して特定のエリアやルートを回避するナビゲーション技術を、今後発生しうる災害時など社会課題の解決に向けて活用していく予定だという。
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