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売れまくってるHondaのSUV「VEZEL」の純正アクセサリー、どれを装備する?

2021年07月17日 15時00分更新

純正アクセサリーを装着したVEZEL

新型VEZELの純正アクセサリーが多すぎなので
まとめてみた

 Hondaが今春、満を持して市場に投入した新型「VEZEL」(ヴェゼル)。その販売台数は当初の予定を上回る人気で、グレードによっては納車1年待ちだとか。そんなVEZELを購入する際にあわせて検討するのは、純正オプションとして何を取り付けようかということ。そこで、実際にどんなオプションがあるのかを調べてみました。なお掲載している価格はすべて本体価格(税込)であり、取り付けには別途工賃が発生します。工賃につきましては、各ディーラーにお問い合わせください。

VEZEL専用9インチプレミアムインターナビVXU-215VZi(19万8000円)

ナビ画面の様子

メーター内ディスプレイに交差点案内が表示される

 まず何はともあれ必要なのがカーナビとETC、ドラレコではないでしょうか。まずナビですが、VEZEL専用9インチプレミアムインターナビVXU-215VZi(19万8000円)がオススメ。VEZEL専用デザインとしているので、インテリアにマッチするのはもちろん、長年培ったインターナビにより見やすくわかりやすいナビゲーションが魅力的。しかも純正ナビのメリットは、メーター内のディスプレイに交差点案内表示が出るほか、ステアリングリモコンやバックカメラなどが使えるようになる点。ストレスフリーなドライビング体験が約束されているのです。機能面ではTV12セグ+ワンセグチューナーを搭載するほか、約1000曲分のCD録音機能も有しているとのこと。ちなみにナビ本体のほか、別途「取付アタッチメント(4400円)」「フェイスパネルキット(5500円)」が必要とのこと。

ETC2.0車載器はナビ連動タイプ(2万7500円)

 ETC2.0車載器はナビ連動タイプ(2万7500円)が便利。ナビ画面にITSスポットからの詳細な情報が表示されるので、渋滞情報などを逐次得ることができます。VEZELには運転席のステアリングコラム下にETC車載器を入れる専用スペースが設けられているので、サイズもバッチリです。

ドライブレコーダーフロント用(DRH-204VD)4万2900円

カメラ部と本体は別筐体

リア用カメラ

ナビ側で画像が確認できる

駐車中に衝撃を感知すると通知される

 そしてドライブレコーダー。「ナビとETCはともかく、ドラレコはサードパーティーの方が」と思わるでしょうが、純正ドライブレコーダーを利用すると、ナビ画面側で録画した動画再生やファイル管理ができるほか、スマートフォンとの連携機能も搭載されています。サードパーティーのドラレコですと、小さな画面で、再生などが不便だったりしますので、これはとても便利。

 価格はフロント用(DRH-204VD)が4万2900円。オプションとして後方録画カメラが用意されており、こちらは1万6500円。なお、ナビと前後ドラレコを一緒に購入する際、少しオトクな「ナビ/ドライブレコーダー安心パッケージ」(25万800円)が用意されています。合計すると、ナビとETC車載器、ドラレコの3点セットで26万1343円(工賃別)になります。

車内を彩るインテリアたち

フロアカーペットマットプレミアムタイプ(4万2900円/前後セット)

フロアカーペットマットプレミアムタイプ(4万2900円/前後セット)

 次に必要となるのがフロアカーペットマット。VEZEL用としては、プレミアムタイプ(4万2900円/前後セット)のほか、スタンダードタイプ(2万8600円/前後セット)の2種類が用意されています。プレミアムタイプとベーシックタイプの違いは、エクステンションマットと呼ぶ部分の有無と毛足の長さです。より保護面積が拡がると思っていいでしょう。

オールシーズンマット(9900円/フロント用、同価格でリア用あり)

オールシーズンマット(9900円/フロント用、同価格でリア用あり)

 そしてSUVらしく、オールシーズンマット(9900円/フロント用、同価格でリア用あり)を用意しているところ。いわゆるゴムマットで、アウトドアなどで汚れた際、カンタンに水洗いができるのが◎。しかもこのオールシーズンマットは、フロアーカーペットマットとの同時装着ができるとのこと。

スポーツペダル(1万3200円)

 フロアーカーペットマットついでに、スポーツペダル(1万3200円)もご紹介しましょう。こちらはアルミ製で、滑り止め加工が施されています。インテリアアイテムとしてスポーティーな足元を演出してくれます。

リアパネルライニングカバー(1万3200円/2枚セット)

 さて。SUVというと、荷物をガンガン積みたくなるもの。その際、ラゲッジスペースの内張を痛めてしまいがちです。その保護に役立つアイテムが用意されていました。リアパネルライニングカバーは、ステンレス製で、耐久性はもちろんクールな質感も◎。こちらは1万3200円(2枚セット)。

ラゲッジソフトトレー(1万6500円)

ラゲッジソフトトレーを折りたたんだ様子

ラゲッジソフトトレーはマジックテープで取り付ける

 もう一つは、バンパー部分までサポートするラゲッジソフトトレー(1万6500円)。これは折りたたみクッションマットの要領で、クルマへの傷つきを保護します。さらにこのマット、テールゲート開口部分に座る際のクッションとしても活用できたりします。

シートバックトレー(1万9800円)とラゲッジトレー(1万4300円)

ラゲッジネット(6050円)

 アウトドア向けとしては、防水機能を有するシートバックトレー(1万9800円)とラゲッジトレー(1万4300円)の2種類を用意。セットで使えば、キズや汚れを気にせずサーフボードやオフロード走行した自転車などを躊躇なく収納できます。しかもラゲッジトレーは縁が少し高く盛り上がっているので、汚れが拡がることを防いでくれる効果もあり。そのほか、ラゲッジネット(6050円)も用意されているので、動きやすい荷物はネットで固定して安全に運搬することもできます。

VEZELのリアシートを倒した状態

 さて。VEZELの利点はリアシートを倒した際にフルフラットになること。Hondaの資料によると、前席を最も前まで持って行けば奥行き190㎝近くまで確保できるのだとか。そこで身長185㎝の筆者が寝て、車中泊ができるか試してみました。

身長185㎝の筆者が横になった様子

身長185㎝の筆者が横になると、頭がシートから落ちてしまった

 頭を運転席側にした結果、首から頭にかけて支えがなく落っこちることに。ちなみに頭をバックドア側にすれば、脚が落ちる程度ですので、とりあえず車中泊はできなくはないかなと。VEZELで車中泊を検討されている方は、ご参考になれば幸いです。

用品カタログに掲載されているドリンクホルダーマット

ドリンクホルダーマットの裏を見ると、確かにTPOの文字が

表側はよく見ると砂時計の模様

 純正用品カタログを見ていると、ドリンクホルダーマット(3300円)なるアイテムを発見。気になるのは「TPO製で、VEZELのロゴ入りです」という説明文。TPOって何? と担当者に尋ねてみると、Thermoplastic Olefinic Elastomerという素材のことだとか。日本語で言うとオレフィン系熱可塑性エラストマーといい、耐熱性に優れた素材らしいのです。「カタログに素材名を書いてもねぇ」と思って取り出してみると、これが砂時計の形をしているではありませんか。となると、今度はなんで砂時計なの? という疑問が。これは、VEZELの車両コンセプトが「AMP UP YOUR LIFE(アンプ アップ ユア ライフ)」で、実はフロントガラスなど車両のあちこちに隠れVEZELが配置されているのだそう。そこで、純正アクセサリーにも遊び心をということで、カップホルダーの形状が砂時計のような形をしていることに気づきデザインしたのだとか。ちなみによく見ると、ドリンクホルダーマットにも隠れVEZELがデザインされており、なかなかに遊び心がある一品です。

ドリンクホルダーマットを取り付けていない状態

ドリンクホルダーマットを取り付けた状態

 と、前置きが長くなりましたが、商品の目的はドリンクホルダーが汚れないようにするため、なのだそうです。

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